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第二種電気工事士技能試験2020年(2021年)候補問題No.9 「圧着マークがつかない」の巻

第二種電気工事士

こんばんは、しまちゃんです。

今回は、先日連続で作業したうちの一つ、候補問題No.9の作業を見て行きます。施工自体はあまり複雑ではなかったものの、思わぬ落とし穴が待ち受けていました。というか、ここで気付いておいてよかったよ・・。

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2020年(2021年)候補問題No.9

※2021年(令和3年)も同一問題です。

イマイチあまり特徴がよく分からないNo.9。EETのコンセントくらいか・・。そして、そこから1本接地線が伸びる。

候補問題No.9の複線図


EETのコンセントから施工省略のコンセントへは、渡り線でつなげるだけなので実質ケーブルが上に伸びるだけとなる。なんだか久しぶりに出てきた片切スイッチが新鮮。

今回の施工条件では、右側がリングスリーブによる接続なのですが、「中」のリングスリーブの圧着で問題が発生しました。

施工のようす


いつものように材料の準備。

詳細な作業のようすは動画でも。


片切スイッチも施工し、


ランプレセプタクルもいつも通り施工し、


引掛けシーリングも問題ナシ!


今回は差込型コネクタの接続部も難易度は高くありません。しかし・・

「中」の圧着マークがつかない


特に失敗したわけではないのに、「中」の圧着マークが付きませんでした。これは、再度上から圧着しても変わりませんでした。

時間にも余裕があったため、本来(本番)であればこのリングスリーブ部を切り落として圧着をやり直すのですが、面倒臭いのと、原因が分からないままやり直しをしてもしょうがないため、結局今回はそのままとしました。しかし、圧着マークがないのは確か「欠陥」だったような気がします。

原因の究明


原因を探ろうと観察してみると、リングスリーブ内の3本線が横一列に並んでいました。


同じ「中」のリングスリーブでも、こちらの白線4本の方はしっかりと圧着マークが付いています。


上から確認すると、原因かもしれない構造の違いが見えました。

どうやら、リングスリーブ内の裸電線が内壁に触れていない箇所を圧着してしまったようです。3本線の場合、電線の配置は横一列ではなく、三角形の形にした方が無難かもしれないです。横一列でも問題なく圧着はできていますが。

試しにやり直してみる


施工終了後、試しにやり直してみます。


リングスリーブを切り落とし、再度絶縁被覆を剥き直します。


電線の形は三角形ではないものの、しっかりと圧着器具の刻印がある方に電線がリングスリーブ内で寄っていることを確認します。


すると、分かりづらいですが、ちゃんと圧着マークが現れました。


26分49秒。圧着マークの件がなければ、文句なしの自己最速記録です。

今回の教訓

  • リングスリーブ「中」の圧着時は注意が必要!内部の電線の形にまで気をつける!
  • 今後リングスリーブ「中」がもし余れば練習を重ねる!

参考資料

ケーブルシース及び絶縁被覆の剥ぎ取り寸法(参考値)

※必ず実際の器具の剥ぎ取り寸法を確認してください。

ケーブルシース 絶縁被覆
電線どうしの接続(リングスリーブ) 100 20
電線どうしの接続(差込形コネクタ) 100 12
ランプレセプタクル 50 20 のの字曲げ
引掛シーリング(角型・丸形) 20 10
片切スイッチ 100 10
3路スイッチ 100 12
4路スイッチ 100 12
端子台 50 10
ホタルスイッチ 100 12
パイロットランプ 100 12
埋込形コンセント 100 10
露出形コンセント 30 20 のの字曲げ
2口コンセント 100 12
20A接地極付コンセント 100 12
EET付コンセント 100 12
配線用遮断器 50 10
ボンド線 20 のの字曲げ

リングスリーブのサイズの覚え方

覚え方のひとつとして。私の覚え方です。

電線の直径に対応する断面積をまず覚えます。
電線の直径1.6mm→断面積:2㎟
電線の直径2.0mm→断面積:3.5㎟
これ一生暗記! 

そして、断面積が8㎟以下であればリングスリーブが「小」、それを超えたら「中」と覚えます。※「大」は出題されません。なので、
1.6mm4本→2㎟×4本=8㎟なので「小」
2.0mm2本と1.6mmが1本→3.5㎟×2本+2㎟×1本=9㎟なので「中」
1.6mm2本と2.0mm1本→2㎟×2本+3.5㎟×1本=7.5㎟なので「小」

おわり。

 

 

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