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クロスカブ110(JA45)の外装カバー(カウル)の外し方

バイク

こんばんは、しまちゃんです。

今日は九州ツーリングに備え、USB電源を設置した。その過程でクロスカブの外装を一番後ろを除きすべて外したので、その時の様子と気を付けるべき点について見ていきます。

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準備するもの

  • ドライバー 3番と2番
  • ソケットレンチ 12mmと14mm
  • ヘックスビット4mmなど先のとがったもの(ボールペンなどでも可)
    ※プラスチックのピンを外すために使用。
ドライバーは必ずサイズの合ったものを使用してください。このクロスカブはなぜか、バイクではあまり使わない3番(大きい方)のドライバーを使用するネジがたくさんあります。2番でも回せますが、ネジ穴が「なめる」危険性がより高くなります。

作業工程

順番に説明していきますので、慣れない方はこの順番通りに作業していきましょう。

ライト裏のカバー取り外し

ここは2番のドライバーを使って外します。ネジを外してもカバーは外れず、宙ぶらりんの状態となります。

このように手前側に押してやったり、カタカタやってると外れます。中の爪をすべてしっかりと外します。ちなみに、カウルだけを外すのであれば上側の輪っかのような部品は外さなくてもOK。

中央カバーの取り外し

前後2か所を3番のドライバーを使用して外します。ここはバッテリーにアクセスするところなので、外す機会も多いと思うので慣れておきましょう。

なお閉めるときは、このようにシート側からフロント側に向かって両端を指で押さえながら入れていくとうまくはまります。

前側カウルの取り外し

いよいよ難関の前側のカウルの取り外しにかかります。まず、この3つのネジをはずします。今日気付いたのですが、クロスカブの外装のネジは黒いのが2番、塗装されていないものが3番です。この3つのネジでは、下側の黒いのが2番でそれ以外が3番です。左右共にはずします。

この辺で、外装に使用されているネジの種類が複数あることに気付くと思います(よくわけが分からなくなります)。ネジの種類と場所の関係については後述。

バスタオルで養生

次に、バスタオルを4つ折りにして前側のカウルとシートカウルの間を養生します。

回すイメージで

ちょうどこのバスタオルの周辺を基点に、フロント側からカウルを両手でゆっくり後退させながら持ち上げていきます。少しずつでOK。この部分を基点に反時計回りに回すイメージで。このカウルは左右に分けるのがほぼ不可能なので、無理に左右ばらさなくてもOKです。

ここまで来れば、あとは傷つけないように上に引き抜いてあげればこの部分は取り外し完了です。鍵穴のグロメット(丸いゴムの部品)が外れやすいので焦らないようにしましょう。踏んだら危険なので、どこか安全な場所に置いてください。

裏側。もう少し外れやすければ作業もやり易いのに。

シート下カウルの取り外し

まずこいつを外します。ゴムも一緒にどこかに置いておきます。写真では分かりずらいですが、多分、おそらく、ここと後ろ側(シート下)の左右結合部分は、右側が上になって重なっています。つまりクロスカブのシートカウルは、車体の右側が上になるように結合されているみたいです。

サイドカバーを取り外す


ここも例に漏れず3番のドライバーで回します。


このカバーの中には、前側に長めの爪があるので、ここを最初に外してしまうのがポイントです。地味に外れずらいですが、ネジを外したらフロント側に押してやると外れやすいような気がします。上側も爪があります。


カバー内のネジも取り外します。もちろん左右共に作業します。

キャリアの取り外し


うちのクロスカブはピリオンシートを付けているので、これを取り外した後にキャリアを取り外しました。キャリアは最悪取り外さなくてもシートカウルは外せそうですが、取り外したほうが断然作業がやり易いため取り外しをおススメします。取り外し作業自体もとても楽です。


ここは12mmのソケットレンチを使用して外します。ボルトは2か所。


サスを留めているボルトは14mmですが、ここは緩めるだけで大丈夫


後ろ側に引き抜くとキャリア全体が取れます。この辺の作業性は非常にいい。

純正キャリアの後ろ側についているのはアウトスタンディングのキャリアです。二人乗りした上でホムセン箱も必要なので、このようにしています。ホムセン箱の取り付け方法などはまたの機会に紹介したいと思います。

バイクにホムセン箱を取り付ける方法
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いい機会なので拭き掃除しておきます。


シート下のネジも外します。やっぱりここは右側が上になって結合されています。

クリップ(?)の取り外し


左右2か所ずつあるこちらのプラスチックのクリップ(正式名称不明)を、先がとがった物などで中央を押してロックを解除して取り外します。4mmのヘックスソケットがサイズドンピシャでした。車体左側はヘルメットホルダーのところにあります。


取り外すとこのように中央がへこんだ状態になります。

ちなみに、このクリップの取り付け方法は後述します。


やっとシートカウルが外れました。ただこの部品は前側のカウルよりはだいぶ外しやすいです。左右にも分かれるし。


完成!一番後ろのカウルは外していませんが、ここまでできる方なら余裕だと思います。

【2020.8.13追記】
一番後ろのカウルは一番面倒くさいです・・。シート後ろ側の3つのボルトは問題ないのですが、レンチ等が入りずらい後輪の上にある5mmのヘックスボルトを左右外す必要があります。また、テールライト一式を外すにはさらにテールライト裏側に3番のプラスドライバーを(かなり狭い隙間から)入れる必要があります。詳細は以下の記事参照。


車の荷台がちょうどいい作業スペースになってくれました。

取り外したネジの種類と場所


今回カウルを取り外すのに外したネジです。全く同じものが3セットあるようです。

ただ、作業しているとどれがどれか分からなくなりそうです。

組み立て時の留意点

再びカウルを戻す際に、(自分的にですが)注意するべき点についてまとめます。

なお、戻す際は基本的には取り外し作業の逆の手順で行います。つまり、
シートカウル→キャリア→前側カウル→中央カバー→ライト裏カバー、です。

キャリアを先に取付けない

これは自分が今日やったミスですが、キャリアをシートカウルよりも先に取付けてしまうと当然シートカウルが取付けずらくなります(不可能ではないみたい)。


間違えた場合は素直にキャリアを取り外しましょう。この写真中央のネジが見えている左側に爪を入れるのですが、そこが非常にやりずらくなります。


ここ。

クリップの取り付け方について


まず、このように中央部を押し出します。写真の左の方から押せば簡単に頭が出てきます。


見ずらいですが、この状態(頭が出た状態)のまま穴に差し込み、最後にこの頭を押し込んでロックします。ていうかこれ常識?最初まったく分かりませんでした。

バスタオルも忘れずに!

前側のカウルを取り付ける際は、念のためもう一度バスタオルで養生しましょう(ていうか今日やったか思い出せない)。

作業の全体的な感想

正直、思っていた(覚悟していた)よりも楽に行うことができました。外すネジをしっかりと外せば、ちゃんとカウルも外れてくれます。これであれば、洗車のついでにたまに外装をはずして内部を拭き掃除するのも苦にならないかもしれません。

今日はこの後USBの電源も取り付けたのですが、それはまた次回アップしたいと思います。


ベトキャリも取付けちった。

おわり

 

 

 

 

 

 

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