スポンサーリンク

ドラレコの取り付け完了!画像チェック、そしていきなり役に立つ、の巻

バイク

こんにちは、しまちゃんです。

今日はやっと週末となったので、さっそく前回ドラレコの取り付けがうまくいかなかった我がクロスカブ110(JA45)を見てやろうと思ったのだった。

バイクにドラレコ(EDR-21)を取り付ける
こんばんは、しまちゃんです。 今日は久しぶりにバイクのネタ。ずっと欲しかったドラレコをバイク(クロスカブ110 JA45)に取付けたので、その作業内容を見て行きたいと思います。まあいつものように、作業はトラブルの連続なわけですが。 そのトラ...
スポンサーリンク

前回までのあらすじ

ずっと欲しかったドラレコ(EDR-21)をやっと手に入れ、喜び勇んで取り付けたまではよかったものの、すべてカウルなどを戻してエンジンをかけ、ドラレコ本体をスマホ経由で設定しているとエンジンが止まった。

何度試してもやはりエンジンが止まってしまう。かからないのではなく、エンジンがかかりしばらくするとストン、とストールする。ガソリンは入っている。

問題点の洗い出し

エンジンが突然止まるので、主に考えられるのは大きく分けて以下の2点。

  1. 電装品を取り付けたことによる、何らかの不具合
  2. 燃料系統のトラブル

まぁ普通に考えれば今回ドラレコを取り付けて直後に発生しているため「1」となるのですが、ちょっとサービスマニュアルを眺めていて気になったのが2番目です。


こんな位置(燃料タンクのすぐ後ろ)にドラレコ本体を置いているため、もしかしたらこれが燃料の通り道を圧迫していないか、と疑ったわけです。サービスマニュアルによれば、燃料はこのタンク上部の燃料ポンプから吸い上げられてホースを経由して送られているようです。

原因の特定開始

早速、考えられる原因の特定にかかります。

燃料ホース(とヒューズチェック)


これって折れ曲がってる?


こことか。これ燃料通るとこ?


これは何のヒューズだっけ?とりあえず切れてない。


ドラレコの電源ももちろん切れていない(というか電源が付くので当たり前)。


USB電源のガラス管ヒューズも切れていない。

この状態でエンジンをかけてみる

ヒューズが一通り問題ないことを確認し、ドラレコ本体を取り出して隙間に余裕を持たせてやり、エンジンをかける。


と、あっさりエンジンはかかるが、今度はPGM-FI警告灯が消えなくなった。また、やはりエンジンは突然止まるので、これで電装系に問題があることが確定。燃料系統ではなかった。

電装系のチェック

と言っても、詳しくないのでとりあえず分岐からドラレコの配線を抜いて、USB電源だけにしてみる。


結果、エンジンは止まらなくなった。やはり配線がおかしいらしい。


試しにリレーの黄色配線にドラレコだけつなげてみると、やはりエンジンは止まらない(多分)。・・・アホなことにエンジンが止まらないことに興奮していてこの辺の記憶が定かではない。PGM-FI警告灯は付きっぱなしだった気がする。

結局問題箇所はわかったものの、原因は分からず・・

というわけで、問題を引き起こしている部分は分かったものの、それがなぜ起きているかが分からない。リレーに取付けた分岐のせいなのか、ドラレコの配線なのか。

今後、また電装品が増えて黄色線の分岐部分にUSB電源と一緒に取り付け、もし問題が発生しなければドラレコの配線(または接続方法)に問題があったことが特定できる。

私はどちらかと言えばこれを疑っている。なぜなら、このドラレコはプラスとマイナスだけでなく青線が別にあるから。USB電源と異なる配線なので、もしかしたらこの辺に理由があるのかもしれないと考えた。

あ・・というか、書いていて思ったのだが、ドラレコの青線をつなぐのはもしかしたらバッテリーの電気がそのまま行ってしまうリレーの黄色線ではなく、ブレーキの配線(ACCオンでオンとなる)なのかもしれない。つまり、リレー作動用に以前分岐させたブレーキからの配線をさらに分岐させて一方をドラレコの青線に、一方をリレーの青線(リレー作動用)につなぐ。

もし今回のようにリレーの黄色線にドラレコの青線をつないでしまうと、バッテリー本体からも(プラス端子につないだ赤線から)ドラレコに電気が行くし、黄色線からも行ってしまいそれが問題なのかもしれない。

どなたか詳しい方いらっしゃいましたら教えて頂ければ幸いです・・。

とりあえず赤カプラーで解決


こいつである。クロスカブ乗りには定番の電気取り出し口。以前USB電源を取り付けたときに、ここからリレー作動用電源を取ろうかと思っていたがやめていた。

クロスカブ110(JA45)にUSB電源を取り付ける
こんばんは、しまちゃんです。 今日は九州ツーリング出発前最後の日曜日ということで、掃除やチェーンメンテを行っていました。 この辺(掃除やチェーンメンテ)については、また別の機会にまとめようと思います。 今日は、昨日行ったUSB電源の取り付け...

その際に購入したこの赤カプラーに接続するためのカプラーがそのまま残っていた。


こいつ。こんな時に役に立つとは。


ギボシ?も残っていた。ゴムのキャップもある。


ドラレコ青線から前回付けたギボシをぶった切り、このカプラ専用のギボシを新たに接続し、接続。左上(赤カプラ側は茶色配線)がプラス配線。マイナスはバッテリーのマイナス端子に直接つないでいる。なのでこのカプラにつなぐのはこの青線1本だけ。


赤カプラに接続しエンジンをかけると・・。ついた!エンジンも問題なし!!。SDカードの読み込みが失敗してたけど、カードを入れ直したら直って青のランプ(常時撮影)が付くようになった。


念のためこの状態でUSB電源をつなげてみると、こちらも問題なく動いた。壊れていなくてよかった。


ここ(赤カプラ)はちょっと座りが悪くなってしまったけど様子を見よう。気が向いたら、赤カプラの接続はやめてブレーキからまた分岐させるかもしれない。


そのうちやろうと考えているのは、写真右下に見えるブレーキからの分岐をさらに分岐させリレーの青線とドラレコの青線につないで試すというもの。

最終的な配線の概要(2020.10.18追記)

今回の修正後のドラレコの配線は、最終的には以下の簡易配線図の通りとなっています(以前作業したUSBの配線も含む)。

図の通り、ドラレコ自体はリレーを介して電源をもらっておらず、プラス線とマイナス線をバッテリーにつなぐいわゆる「バッ直」状態です。しかしこのドラレコには一種のスイッチが内蔵されているため、その配線(青線)をクロスカブの赤カプラに接続しておりエンジンがONの時のみ電源が入ります。

暇があればこの赤カプラはやめて、図の下の方にあるブレーキランプの配線の分岐から取ろうと考えています。

試走、そして新たな悲劇

すべてうまくいったことに気を良くし、試走ついでにガソリンを入れに行くことにしました。この時は、帰り道に悲劇が待ち受けていることはまだ知らない。

とりあえずカウルはまだつけない。

EDR-21の写りをチェック

こちらはフロントカメラ。うーん、あまりきれいではない。多分最高画質。けど、状況確認には十分な気がする。※専用ソフトやYoutubeにアップする前の画像だともう少しきれいで、特に問題は感じません。

調整は特にしていないけど、画角調整は問題なさそう。フロントは画面下部にわずかにフロント泥除けが写る。

こちらはリアカメラ。結構揺れる。しかしやはりリアも画角調整は問題なさそう。

悲劇1.リアサスの袋ナットが飛んでいく

カウルを付けないでスタンドに行ったのですが、帰り道、走行中に「カチャン」と音がしました。ちょうど上のリアカメラの動画の一番最初(0秒くらい)です。しかし気のせいだと思い、まったく気にせず。


帰ってきてカウルをすべて取付け、荷台も取り付けようとするとここで初めて車体右側のサスの袋ナットがないことに気が付きました。というか、締め付けずに(緩めたまま)スタンドに行っていた。

リアサスが外れなくて本当によかった。


幸い左側は残っていました。

ここで、さっきの運転中の「カチャン」という音が袋ナットが飛んで行った音だと気が付きました。

悲劇2.カウルを戻してから、PCにデータコピーしていないのに気づく

もしかしたら「ボルトが飛んだ瞬間がドラレコに写ってないか」と思い立ち、ドラレコの画像をチェックしようと思ったら、先ほどパソコンにつないで見ていたのにも関わらずその際にPCにコピーするのを忘れていました。

というわけで再度SDカードを取るためにカウル取り外し。しかし!これもいい機会なので、どのくらいカウルを外せばドラレコ本体にアクセスできるのか試してみることにしました。

カウルはすべて外さなくともドラレコ本体にアクセス可


結論から言えば、後ろ側(左側のみ)カウルのこの部分のネジ2個とクリップ(2個)を外し、


ここのネジを取り外し、


指でカウルをこじるように開けば何とかメモリーカードにアクセスできました。ここでメモリーカード落としたらそれこそ悲劇だけど。

取り付けもカードとフタを落とさないよう慎重に行い、なんとかできた。

袋ナット探しの旅に

カメラを忘れてしまったけど、一応近所なのでドラレコの画像を頼りに自転車ですっ飛んで行った袋ナットを探しに行きました。なければ諦める。


ふむふむ。この辺ね。大通りで飛んでいかなくてよかった。


拡大。こいつぁ間違いねぇ!リアカメラつけといてよかった。というかこれ、事故以外でリアカメラが役に立つ決定的瞬間?

発見!!

現場を車にひかれそうになりながら10分ほどウロウロし、無事袋ナットを発見しました。もう少しで排水溝に入るところに落ちていた。


M6くらいのボルトも落ちていたので戦利品として頂く。というか私、何やってんだろう。

おわりに

というわけで、やっとドラレコ取り付けは完了したのでした。

今後もしかしたら上でも述べたように配線をやり直すかもしれません。また、試走した際に動画数個が通常の録画ではなく「イベント記録」(衝撃などで勝手に記録される)となっていたのが気にかかります。もしかしたら本体を固定していなかったのが原因かもしれないけど。

設定等も試しながら問題点等あれば再度共有したいと思います。

おわり。


今回私が購入したのはこちらの製品です。

 

 

コメント

  1. くろあめ より:

    以前サービスマニュアルについてコメントした者です。

    しまちゃんブログさんのおかげで、私のJA45にもUSBとドラレコを自分で付ける事が出来ました。
    しまちゃんさんは、ドラレコの青線(IGN線)は、赤カプラに接続されていましたが、ブログでも記載していた通り、ブレーキランプスイッチのプラス線でも大丈夫でした。
    (配線図で線を追っていったらIGNにたどりついていました。)

    今度はシフトインジケーターも自分で付けてみようと思います。

    やはり自分でカスタムして正常に動いた時は感動しますね。
    助かりました!ありがとうございました!

    • しまちゃん しまちゃん より:

      くろあめさん

      おお!ドラレコ付けたんですね。
      お役に立てて本当に良かったです。
      やっぱりブレーキランプスイッチでも動作するんですね。
      自分もそっちに接続し直そうと思いつつ放置していますが、今のところ問題は出ていません。

      >やはり自分でカスタムして正常に動いた時は感動しますね。

      まったくその通りだと思います。
      あとは整備ももっとやってブログのネタにしたいところですが、JA45は丈夫過ぎて全然壊れません(笑)