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九州ツーリング4日目-阿蘇を走り回る

バイク

こんばんは、しまちゃんです。

昨晩はひどく冷え込み、夜中に何度も目が冷めて苦しい寝返りを繰り返した。

夕方の買い出しでほっかいろの10枚入りを買ってきて体に4枚貼り付けて寝たのだけど、なぜかあまり効かなかった(あったかかったけど)。

坊中野営場は阿蘇の中腹にあるということで特に気温が低いらしい。多分夜中は2〜3度しかなかったと思う。シュラフは春夏用。インナーシーツがせめてもの救い。


寒すぎてすぐにコーヒーの準備。今日も朝は菓子パンで済ます。


こちらが昨晩お世話になった方々。毎週のようにバイクででかけてキャンプをしているとのこと。薪持参で...。昨晩は芋焼酎や魚、炊き込みご飯、鶏刺し身など色々とごちそうになってしまった。早死しそうな料理ばかり。しかし早死しそうな料理ほどうまい。こんな大人になりたかった。

Vストローム650。かっこいい...。ほしいバイク候補でもあったので、まじまじと観察させてもらう。

ハーレー、のグレードの高いやつ。400万円らしい。クルーズコントロールなど、快適装備が至れりつくせり。死ぬまでに1度は所有してみたい。

後1台は同じくVストロームのモデルチェンジ前のモデル。新型の方に跨がらせてもらったが、足付きもあまり悪くなく乗りやすそうだった。長距離も楽とのことで、最高のツーリングバイクだろう。沖縄で十分乗りこなせるかは分からない。が、クロスカブを買ってやはりもう少しパワーが欲しいと思うことも多いので、次買う時はこのVストロームは第一候補だ。

さて、私はクロスカブで今日も行くか!あんだけ前日走っても、朝になると不思議とまた走りたさが充電されている。ワクワク度合いは変わらない。バイクは最高だな。天気も最高。

今日の予定は阿蘇、阿蘇、阿蘇、高千穂峡→多良木でブルートレインに宿泊予定。

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阿蘇

まずはこのツーリングのハイライト(と勝手に決めていた)阿蘇を堪能しに行く。といっても見どころがたくさんありすぎて、どう回ったらいいか迷う。

草千里


とりあえずキャンプ場からほど近い、草千里に向かう。朝早いせいか、観光客はあまりいない。歩いてみたいが、バイクツーリングはあまりゆっくり時間を取れなかったりする。阿蘇周辺だけで1日か2日過ごすくらいがちょうどいいのかもしれない。なお、この草千里は今日2回通り過ぎた。


解放感があり非常に気持ちがいい。

このパーキングに入ってしまい、100円(だったかな?)取られた。特に何もこの中ではすることなし。

周辺には牛が放牧されている。

やっぱりバイクは朝走るに限る。

大観峰

いったん阿蘇駅方面に戻り、駅周辺を挟んで阿蘇山とは逆側(北側)にある大観峰に向かった。この周辺の道は、メインの観光スポット以外でも走り応えがある。

観光客がたくさんいる。なかなか沖縄では見れない風景。


小さいお地蔵さんがくまモンのよだれかけをつけられて座っていた。


天気がいいので気持ち良さそう。

なお大観峰の土産物屋で朝の残りの菓子パンを食べていると、左下の奥歯が砕けた。ツーリングに出発する直前から歯が痛み出していたが、とうとう奥歯が割れてしまった。なんてタイミングだ。

大観峰からは、ミルクロードを経由してまた駅方面に戻り、その後草千里を経由して阿蘇山上に向かった。南に向かうついでに阿蘇山上も見ておくつもりだった。しかし、阿蘇山上への道は通行止めとなっていて見ることができず。

しかも、途中草千里の少し上にある道路途中の駐車場所で停めた際(正確には乗る際)、サイドスタンドがちゃんとかかっておらずたちゴケしてしまった。とりあえず傷らしきものは発見できず。よかった...。

そこからは、一路高千穂峡に向かった。距離はそこまで遠くないようだ。

高千穂峡

高千穂峡は今回行こうと決めていた観光地のひとつ。

しかし、やはり時間が気になってしまいじっくりと見る気がおきない。完全に観光地化されているというのも少々気持ちが萎えてしまう。

それでも、遊歩道から見る高千穂峡は素晴らしい。

歩いている観光客の話を盗み聞きすると、ボートの待ち時間は3時間らしい。一人で乗ってもつまらないだろうけど。

遊歩道途中の苔もいい味出している。

高千穂ではまだあまり紅葉は進んでいないようだった。

今度来たときにはボートも乗るか。

高千穂峡から本日の宿泊予定地の多良木をセットすると、距離が140kmと出る。ひゃくよんじゅっきろ...。高速乗れないんですけど。幸いまだ時間は早い。

通潤橋

今回元々予定していた通潤橋は諦めていたのだけど、多良木に向かう途中に偶然通りかかったので寄っていくことにした。放水は地震の影響の工事中でまだ復活していないが、ここは結構個人的には良かった。

それにしても天気いいな。

腹が減ったので、焼き鳥を4本買う。300円におまけしてくれた。このジャンキーな味のソーセージがうまい。

絵になるなぁ。

さて、先が長いので行くか。

国道218号→443号→県道25号を経て五木村へ

一路進路を西に取り、多良木に向かう。非常に長いルートだけど、県道25号に入り五木村に向かう道は本当に風光明媚。ここだけでも走る価値があると思う。ちなみに写真は余裕がなく1枚も撮れていない。

道路と平行してずっと渓流が流れており、そこに両岸から紅葉しかかった木々の葉がかかっているのが見える。そこに時間的に夕日が反射して本当にきれい。頭はかなり焦っているのだけど、風景は十分に楽しめた。

ここは朝からゆっくりと走りに来たい道路になった。ヤフーナビナイス。

ブルートレインたらぎ

やっとの思いで多良木に到着した。幸いまだ明るい時間帯だ。

宿泊予定のブルートレイン多良木を見つけてチェックインする。

本物の多良木駅の前に置かれたブルートレインに宿泊する。

バイクは列車に沿って停めていいと言われる。

外回りを点検。

そのままブルートレイン。

こちらは宿泊者の共有スペース。思い思いにリラックスして過ごせそうな造りとなっている。テレビはいらないかな。お湯なども出る。食事はこのスペースでとらなければならない。

こういった列車のフォント(?)は非常に懐かしい。小学生の頃、ブルートレインで東京から九州に行ったことがある。

洗面所もそのまま残されていたが、こちらは使用不可。

通路を通って客室に向かう。窓なども当時のままだが、外の景色が動くことはもうない。

客室。やはり本物だけあって古さは否めない。内部の設備はほぼそのままらしい。

しかし、2晩連続で凍死しそうになっているので、ここが高級ホテルに思える。

この壁の材質や下のこういった金属の鈍い光沢なんか、もう本当に懐かしい。

今日も1日無事に終わった。

今日は奮発して受付で聞いた駅前の居酒屋に入った。お通しと芋焼酎がうまい。芋焼酎はロックなんだけど、数口飲んだところで一気にガクンときた。

頭がだんだん外界と切り離されて、他の客の騒いでいるのがドラマか何かの効果音か、ドリフの録音された笑い声のように感じる。芋焼酎にハマりそう。

なお、鶏の炭火焼きも頼んだんだけど、皮が固くて食えない。そう言えば、たかくまライダーズ野営場に泊まった際にスーパーで買った真空パックの炭火焼きも同じ感じだった。下の奥歯がちゃんと2本あれば...。

鹿児島では鶏の炭火焼きは皮が固いのが普通なのだろうか。

その後近くの風呂に2日ぶりに入りに行った。ブルートレインたらぎの宿泊者は無料券がもらえる。

戻ると、車体の撮影をまた行った。

そう言えば東京にしばらく帰ってないな。

明日はいよいよ九州最終日。

本日の寝床:ブルートレインたらぎ

本日の走行距離:279km

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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