スポンサーリンク

クロスカブ110(JA45)のタイヤ交換(後輪)

バイク

こんばんは、しまちゃんです。

クロスカブ110(JA45)のタイヤ(後輪)を新車購入後初めて交換したので、その方法や(意外と)苦労した点などを自分なりの視点でお伝えしていきたいと思います。

スポンサーリンク

はじめに

便利で快適過ぎて、乗っていたらいつの間に走行距離が10,000kmを超えていたCross Cub。ふと後輪を見ると、純正後輪タイヤのてっぺん部分の山がほとんど残っていませんでした。ひび割れもあるし。というわけで交換しようと思い立ちました。

なお、前輪はなぜかそんなに減っていません。今回後輪は純正とは違うパターンのタイヤ(NR41)を履かせますが、前後輪が異なるパターンでも気にしないことにしました。

Youtubeなどを見てタイヤ交換の予習をしたりセロー250のタイヤ交換も経験しているのでそんなに身構えていなかったのですが、結論としてはかなり苦労しました。

Youtubeなどの動画では何の苦労もなくサラッと進めてしまうところでも、実際に自分で作業を行うとドツボにハマることが結構あります。そんな苦労した箇所も併せて共有し、参考にしてもらえればと思います。

作業日:2022年12月26日 走行距離:10,514km

クロスカブ110(JA45)タイヤ情報

前輪・後輪(純正)
サイズ:80/90-17M/C 44P
タイヤ:IRC GP-5 WT(チューブ)

今回履くタイヤ(後輪)
IRC NR41(リア)

今回交換するタイヤは、純正のGP-5よりもオン寄りのNR41としました。リアが交差点で何度か滑ったことがあるのと、自分が走る道の99%は普通の舗装された道路なのでより現実的に舗装路でのグリップを優先したためです。

今回の作業で使用したもの

以前紹介した前後輪の取り外しの記事で必要だった工具以外では、タイヤ脱着用のタイヤレバーなどが必要となります。

  • タイヤレバー(2本)
  • ビードワックス
  • リムプロテクター(なくても作業可)
  • 虫回し
  • エアーバルブガイドツール(なくても作業可)・・後述


タイヤレバーは、特に3本なくても作業ができます。買うのであれば、この製品のようにリムプロテクターとセットになっているもので問題ありません。3本セットを買っても置き場所に困るようであれば、2本セットでもいいと思います。※自分が使用しているのはアストロプロダクツで購入したものです。

DRC(ディーアールシー) ビードクリーム 40g スポンジ付属
ディーアールシー(Drc)
¥492(2023/01/27 01:34時点)

ビードクリームはこのような安いもので十分だと思いますが、ないと苦労します。※シリコンスプレーなどでも代用可能ですが、タイヤに十分な時間残りやすいビードクリームの方が作業性は上がります。


初めてのタイヤ交換作業だと意外と忘れがちなのがこの「虫回し」です。バルブコアをはずすのに使用します。安い(現在500円台)のでKTCのものを紹介しています。柄が長いものだと、ホイールによっては干渉して回せないかもしれません。

作業工程1ータイヤの取り外し

  1. ホイールを車体から外す
  2. タイヤのビードをリムから落とす
  3. ビードをリムから外す(片側)
  4. 反対側のビードは素手で外す

工程1 ホイールの取り外し

クロスカブ110(JA45)のホイールの取り外し及びその際に必要となる工具については以前別記事で紹介していますので、そちらを参照してください。

クロスカブ110(JA45)の前後ホイールの脱着
明けましておめでとうございます。しまちゃんです。 今日は元日だが、私にとってはいつもと変わらない休日。ゆっくり目に起きて、昼頃からクロスカブの前後ホイールの脱着及び給脂を行った。 今日の作業について ホイールの脱着はバイクの基本的...


サクッと取り外します。


後輪は車体右側から、ブレーキパネルを取り外したうえで引き抜く。

工程2 ビードをおとす

虫回しでバルブ内のバルブコアを外し、空気を抜き切ります。バルブの根っこについているナットも外します(12mm)。

ここからの作業はホイールを寝かせて行うため、ホイールの下に新しいタイヤを敷いてその上で作業をするとホイールにキズが付くのを防ぐことができます。
また、スプロケ側の方が出っ張りが大きいため、できるだけスプロケ側を上にして作業を行うとホイールが地面と接触しずらくなります。


空気が抜ければビードは簡単に落ちます。両手で全周に渡り押していけば「パコ、パコ」と外れてくれます。力は(まだ)あまりいらない。ホイールの両側のビードを落とします。

工程3 ビードをリムからはずす(片側)

タイヤレバーとリムプロテクターを用いてビードをリムから外していきます。細かいキズは気にしない、作業を早く進めたい方はプロテクターは使用しなくても大丈夫です。


タイヤプロテクターをこのようにリムにかけて、


このようにタイヤレバーをリムとビードの間に差し込み、「てこの原理」でビードを持ち上げていきます。最初(左側)のタイヤレバーで最初のビードを起こしたら、右側のビードは20cmくらい離した位置で起こします。

このとき、次の(3か所目の)ビードを起こそうと1本目のタイヤレバーを抜くとビードが戻ってしまうことがあるので、その時は右側のタイヤレバーの位置を適宜調整してビードが戻らないようにします。タイヤレバーが3本あれば、1本目のタイヤレバーを残した上で3本目をさらに右にかけます。

チューブを再利用する予定がなければ、チューブの損傷を考えずに適当な深さにタイヤレバーを突っ込んでも問題ないと思いますが、チューブを再利用する場合はタイヤ内のチューブをタイヤレバーがキズ付けないように注意しながらタイヤレバーをタイヤとリムの隙間に入れます。※タイヤレバーとリムなどの間にチューブが挟まったまま作業をすると、高確率でチューブが破損して後々空気漏れを起こします。

ある程度ビードがリムから外れると、タイヤレバーを取ってもビードが戻らなくなります。この時点で、手でも外れる(らしい)。自分は最後までタイヤレバーではずしました。
チューブをはずす

この写真は取り付ける時のものですが、この時点(片側のビードがはずれた時点)でチューブをはずします。バルブも完全にホイールから抜き取ります。
チューブの取り外し、取付けは、ビードをはずした側(はずれている側)から指を突っ込んで行います。図にするとこんな感じ。

なぜこんな当たり前なことを説明するかと言えば、チューブの出し入れはタイヤ交換では結構な難所で、苦戦しているうちに「ひょっとしたら反対側(ビードがはずれていない側)からできるんじゃね?」と思ってしまいがちだからです。というか自分がそうだった。
アホみたいに苦戦した箇所①

片側のビードが落ち切って、チューブもはずして安心したのもつかの間、なぜかもう片側のビードの外し方で悪戦苦闘しました。タイヤレバーではずそうとしたり・・。しかし、
手で外れる!

残りのビードは、結局手で外せました。あまりに固ければタイヤレバーでもいいかもですが。コツは、ホイールにタイヤが付いた状態で直立させ、「ホイールだけ」少し地面に押し付けてやるとホイール上部のリムとビードの間に隙間が少しできるので、そこを手掛かりに手で外す感じです。
または、ホイールを寝かせて、膝や足で固定しつつ両手を使ってはずしてもOK(いずれにせよ力業)。
整備が得意な人はこの辺サラッとやってしまうのですが、下手クソな自分はこういうところで躓きます。

作業工程2ー新しいタイヤの取りつけ

  1. 新しいリムバンドとチューブの準備
  2. 新しいタイヤのビード(片側)をホイールにはめる(素手)
  3. 新しいチューブを装着する(作業の難所)
  4. もう片側のビードもはめる
  5. ビードがチューブを噛んでいないか確認
  6. 空気を入れる

無事古いタイヤが取り外せたら、新しいタイヤの取り付けに取り掛かります。

工程1 リムバンド、チューブの準備

新しいリムバンドとチューブを使用する

タイヤ交換までにどれくらいの距離をどのくらいの期間を掛けて走行するのかにもよりますが、出先やツーリング先での不意なパンクなどを極力未然に防ぐ意味でも、リムテープとチューブは新しいものを使用することをおススメします。※自分も今回はそのまま古いものを使用しようとしていましたが、思い直しました。


クロスカブ110(JA45)のタイヤサイズ(80/90-17インチ)のチューブは、ダンロップであればこの『2.75:3.00*90/90*100/80-17 バルブ形状:TR4』というサイズが適合します。自分は急遽ライ〇ランドに走って買ったので2500円以上しましたが、Amazonでは1000円ちょっとで現在買うことができます。


リムバンドのサイズは、ダンロップであればこの『22-17』というサイズが適合します。

ホイール内部の清掃
ホイール内部は錆などが浮いていることも多いので、古いリムバンドを取り除いた上でウエスなどで拭いたりして内部を掃除したり錆を取り除きます。

錆が浮いていた。これは4年近く経過したホイールの状態。

清掃した後は、新しいリムバンドを取付けます。バルブの穴の位置とリムバンドの穴の位置を合わせて取り付けます。

工程2 タイヤのビード(片側)をホイールにはめる

早速新しいタイヤのビードをホイールにはめていくのですが、ここで絶対忘れてはいけないポイントが2つあります。

  1. ビードの表面、裏面に全周にわたりビードワックスを塗る
  2. タイヤをはめる作業を始める前に、タイヤの回転方向を確認する
1のビードワックスは焦っていると塗ること自体を忘れがちですが、必ず塗るようにしましょう。いちいち作業を困難にする必要はありません。
2のタイヤのメーカー指定の回転方向ですが、これも忘れがちなうえ、もし間違えた回転方向で取り付けてしまった場合、後でやり直しに気づいたときに本当に絶望します(当たり前だけど)。

これが自分が使用しているビードワックス。やると分かるけど、あるのとないのとじゃ全く作業性が違います。というか、ないと作業できない。
DAYTONA(デイトナ) タイヤビードワックス 40g 28515
デイトナ(Daytona)
¥1,100(2023/01/29 03:34時点)

上ではより安い別製品を紹介していますが、こんなに高い(1,000円くらいの)ビードワックスでなくてもいいと思います。

このように、ビードワックスは新しいタイヤのビードの表面(外側)と裏側(内側)に全周にわたり塗ります。片側のビードだけでなく、反対側のビードにもこの時点で塗ってしまって大丈夫です。
なお、より速度域が高いタイヤの場合、軽点マーク(黄色いマーク)があるものがあります。通常はこのタイヤの中では一番軽い部分である黄色い軽点マークをバルブの位置に合わせて装着します。
※クロスカブのような小排気量車ではあまり気にしなくて大丈夫で、NR41に軽点マークはありませんでした。

ホイールが上か、タイヤが上か

さてここで、ほとんどの人にはどうでもいいかもしれないことですが、自分が結構迷ったことを書きます。ここからの作業、ホイールを寝かせた状態で行うとして、ホイールを新しいタイヤの上に置いてビードをはめた方がいいのか、逆に新しいタイヤをホイールの上に置いてビードをはめる作業をした方がいいのか、という問題です。

結論から言えば、今回は新しいタイヤを上に置いた状態(また場合によってはホイールを立てた状態)でビードをはめていきました。

というのは、上でも書いたように作業はタイヤ(ここでは古いタイヤ)を下に敷いて、その上にスプロケ側を上にしたホイールを置いて作業を進めているので、新しいタイヤを下側からはめてしまうと、この後の難所「チューブをはめる作業」をスプロケ側を下に向けた状態で作業をしなければならなくなるからです。

※ちなみに自分は一度逆側からやってしまい、再度タイヤを取り外してやり直しました。

最初(片側)のビードをはめる作業は素手でできる

すべてのタイヤやホイールに当てはまるかはわかりませんが、今回このタイヤ「NR41」に関しては、最初(片側)のビード入れは素手でもできました。もちろんビードワックスをしっかりと塗っている前提です。

やり方のコツとしては、ホイールを立てた状態でもいいので、リムをタイヤのビードとビードの間にあてがい、ホイールを少しずつ回しながらでもいいのでちょっとずつリムをビードの間に入れていきます。ある程度入ったら、手で引っ張ると「パコン」と入ってくれます。

もし固くて難しいようであれば、上側(この場合スプロケ側)からタイヤレバーを入れ、テコの原理で入れます。

場合によってはホイールを寝かせた状態で、新しいタイヤに体重を乗せつつ行ってもいいと思います。

工程3 新しいチューブの装着


新しいタイヤのビードの片側がすべて(全周)何とかホイールにハマったら、ここで初めてチューブを装着します。自分的にはここが一番の難所でした。

あまりに難しかったので、先にチューブを装着してからタイヤのビード(片側)をはめることも試みましたが、ほとんど不可能でした。上の写真は先にチューブを付けてからビードをはめようとしているところですが(多分)、このやり方ではできませんでした。

難しいのはバルブを穴に通すところ

チューブ装着で一番難しいところは、チューブのバルブをホイール側の穴に通すところです。なかなかホイールの穴にバルブが通ってくれません。ですが、今回作業してみてコツが少し分かったのでまとめます。

  1. 先にチューブはすべてホイールの中に入れてしまう
  2. バルブの左右両側付近から両手をタイヤ内に突っ込み、両手の人差し指でバルブを掴み手探りでホイールのバルブの穴に通す
  3. チューブ側のナット(12mm)はそのままにしておき外さない

1のチューブを最初にホイール内に入れてしまう理由は、こうしないとバルブの位置が所定の位置(ホイールの穴付近)に安定せず、バルブの穴通しがより困難になるからです。

2の方法によって最終的にはホイールの穴にバルブを通すのですが、場合によってはバルブがリムバンドに引っ掛かります。そうならないように、なんとか両手の指でバルブを保持し、穴に通していきます。

この作業はやはり一般的に大変と考えられているようで、調べるとこの作業専用の器具が売られています。


しかし何とか器具なしでもできたので、出先でのパンク等のことを考えれば1度は手でできるようにしておいた方がいいかもしれない。


3のチューブ側のナットですが、これはそのまま根本まで軽く締めておきます。このナットがついている理由はおそらくチューブ側を保護するためですが、一番納得のいく理由としては新車時にそうなっているからです。メーカーがやっているのだから間違いない!もう1つのナットは最後にリムの上から締め付けます。※つまり最終的には、この2つのナットがリムを挟む形になる。

バルブが穴に通ったら

首尾よくバルブがホイールの穴に通ったら、すかさずすぐに抜けてしまわないようにナット(12mm)を取り付けます。ただ、ナットは根本まで締め付けずに、ある程度チューブがタイヤ内で動けるように、上の方でとどめておきます。


バルブとの感動の再開。ここまでくると、ほぼ作業終了。ここですかさずにナットを装着。

そして、この時点で「少しだけ」空気を入れてタイヤ内でチューブの形を少し作ってやります。こうすることで最後のビードをはめる際にリムにチューブが嚙みこみパンクするのを防ぐことができます。

工程4 もう片側のビードもはめる

最後に、もう片側のビードもはめていきます。ここでの注意は、できる限り(タイヤの半周くらい)膝や体重を使ってビードを入れていく、ということです。工具(タイヤレバー)は最後です。意外と手でもすんなりビードは入ってくれます。※ちなみに余談ですが、自転車(ロードバイク)のタイヤの場合は全周ほぼ手で行います。

手やひざでビードが入らなくなったら、タイヤレバーを使って最後のビードを入れていきます。ここでの最大の注意事項は、「絶対にチューブをタイヤレバーとビードやリムの間に挟まない」ことです。せっかくここまで作業をしてきたのに、これをやるといきなりパンクする可能性が高くなります。

また、「90°以上タイヤレバーを起こさない」とも言われていますが、その理由はよくわかりません。

工程5 噛みこみがないか確認(全周・両側)

これはロードバイクのタイヤでは必ず行うのですが、ビードがすべて入ったら必ずチューブの噛みこみがないか確認します。全周にわたり、両側行います。


指でこのようにリムとビードの隙間を開いて覗くと、チューブが挟まっているかどうかはすぐにわかります。チューブが見えなければOK。もしチューブが見えたら・・自分なら手を使ってタイヤ内に押し戻すと思います。これをホイールの両側行います。

工程6 ナットを締め、空気を入れる

チューブの噛みこみがないことが確認できたら、ナットをリムの上から根本まで締め(締め過ぎ注意!)、バルブコアを虫回しを使って締め(締め過ぎ注意!)空気を入れます。


空気を入れたら、左右のビードが均等に上がっているかを、ビード付近のラインを見て確認します。もしビードが均等に(または十分)上がっていなければ、空気を高圧気味に入れると上がることがあります。

一晩寝かす?

自分は時間があればですが、タイヤ交換をしたら念のため試走し、その後一晩ほど何もせずに様子を見ます。空気が徐々に抜けたりしていないかを確認するためです。

 

おわり

コメント