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できるだけしたくない!バイクの洗車方法、頻度について

バイク

こんにちは、しまちゃんです。

今日は、バイクの洗車記事。

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はじめに

世間のバイク乗りの方はどのくらいの頻度でバイクを洗車しているのだろうか。完全に実用重視でスクーターやカブなどに乗っていて滅多に洗車しないという人もいれば、趣味主体でバイクに乗っていて、結構頻繁に洗車している人もいるかもしれない。

いずれにせよ言えることは、バイクの洗車は面倒臭いということだ。できるならやりたくない。しかしバイクは車とは違い、駆動部分や外装がむき出し。ちょっと洗車を怠ると、すぐに車体へのダメージ(錆など)が蓄積し易い。


錆びてしまったブラケット(右側)がのぞく。


セローの純正ハンドルバーもこの有様。

実は私はセロー250を所有している時に、バイクに対して完全に無関心というか冷めてしまったことが何度かあり、通勤以外ではまったくバイクに触らなくなってしまった時期があった。ちょっとしたバイクうつ病みたいな。

そんな時期に台風なんかが来てもまったくバイクのことを気にかける気力もなく、放置していた。その結果が上の写真のような状態。

幸い現在はそのようなことはなくなり、定期的にバイクを洗車するし、台風が来たらどんなことがあっても翌日に、簡単にでもいいので洗車をするようにしている。これはセローの時の教訓があってから。やっぱり、洗車は必要なのだということに気が付いた。

洗車の頻度

私のように面倒臭いのでできるだけ洗車はしたくないけど、それでもギリギリまで洗車をしない期間を延ばしてなおかつ車体にダメージが(あまり)いかないようにしたい人はどのくらいまで洗車をしない期間を延ばせるのだろうか(なんやそれ)。

これまでバイクを16才から乗ってきて(セローのように錆びさせたバイクもある)思うのは、概ね最長でも2~3か月というところだろう。これ以上は危険。錆びる。

もちろんこの期間はバイクの普段の走行距離、屋根あり駐車なのか、倉庫保管なのか、青空駐車なのか、駐車場所が海に近いか、融雪剤を使う地域なのかなどによっても大幅に異なる。この2~3か月というのは、「雨風は入るけど微妙に屋根がかかる、海に近い地域」という感じの保管場所での実感。

私がもし屋根もない屋外にバイクを保管しなければならなかったら、1か月に1度くらいは洗車すると思う。

一番洗車頻度を減らせるバイクの洗車方法

これまでの経験から、多分一番次の洗車までの期間を延ばせるであろう方法を紹介したい。洗車めんどくさいんだもん。しかしこの方法は、期間が延びる代わりに洗車だけで終わらずにちょっとしたメンテも合わせて必要となる。それも紹介。

1.上からひたすら水をぶっかける


バイクは全天候型乗り物です(当たり前)。

まず、車でもそうだけど洗車の基本は上から水を大量にかけてやること。もちろんバイクは雨の中の走行を想定されているので、水をかけても全く問題ない。ただし勢いが強すぎたり下から上に向かってかけるのはNG。

ホースなどが使用できない人は、バケツに水を汲んできて上から満遍なくかけましょう。水をかけることによって、バイク上の泥や埃などをまず洗い流す。この泥や埃がバイクの車体上に残っていると、実際に擦り洗いする時に表面を擦ることになってキズが付きやすくなる。


まだまだぁ!


USB電源の差込口などがある場合は、ちゃんとフタを閉じておく。

2.十分泡立てて、スポンジで洗車

私が洗車で使用している道具

  • スポンジ2個
  • 食器用洗剤
  • バケツ
  • 歯ブラシ
  • 洗車用ブラシ(大・小)
  • タオル(拭き取り用)

洗車の道具は特別に珍しいものは使用していなくて、上記のような感じ。

・【洗剤】
これは車の洗車の時にも書いたのだけど、洗剤は食器用洗剤でまったく問題ない。というかこれ以外で洗車をしたことがほぼない。これですごくきれいになる。
・【スポンジ】
スポンジが2つあるのは、バイクを上下で分けて使用しているから。上側はキレイ専用のスポンジ、下回りはそれ専用のスポンジとして使い分けている。
【ブラシ関係】
スポンジでも洗いたくない足回りやバイクの底などは、ブラシを使用している。特に空冷車だと、エンジンのフィンを掃除するのに歯ブラシが非常に役に立つ

方法

まずはバケツに洗剤を適量投入し、強めの勢いの水をかけて泡立てながら水を溜める。ホースを使用できない人は家で作って洗い場まで持って行きましょう。

その後スポンジを使用し、全体をくまなく擦っていく。


下側の方やバイクの底はブラシを使用すると突起などで手を傷つける心配もないので良い。

スポークのあるバイクについて
スポークのあるバイク(オフ車など)は、面倒くさくても1本1本スポークをスポンジで洗うことを勧めたい。スポークマジ錆びる。普通のキャストホイールであればブラシでやっても問題ないだろう。

最近スポークを洗うのに軍手を使えないかと考えている。軍手を泡水に浸してそれを手にはめてスポークを洗う。まだ試してないけど。

エンジン回りは小さめのブラシ(歯ブラシなど)を活用
特に空冷車のエンジン回りなどの細かい部分は、ブラシが非常に役に立つ。たまに泡を付けつつ優しく擦ってやる。

最後は洗い残しがないかしっかりと確認する。

3.水かけ、拭き上げ

洗い残しがなければ、再度ホースなどで上からたっぷりと水をかけて泡を落とす。その後、タオルを濡らして全体を拭きあげる。センタースタンドを使用して洗車をしていたら、サイドスタンドに切り替えたり車体を傾けるとさらに水が落ちてくる。

なお、私はエンジンをかけて熱で乾燥させるということはしていない。ぱっと見洗車したのが分からないくらいにはタオルを使用してしっかり水気を拭きとっている。

洗車後のメンテ

洗車後は、洗剤が車体の様々な箇所の油分をある程度流してしまっているため、これを補ってやる必要がある。この作業をすることによって、バイクの洗車やメンテサイクルを延ばすことが可能になる(なっているような気がする)。

チェーンメンテ

洗車後は必須項目のチェーンへの給油。むしろ、これまで長年バイクに乗ってきたがチェーンへの給油は洗車時だけで十分なのではないかと感じている。もちろん走行距離にもよるが。セローの時はこれでほとんど問題なく、30,000km以上錆もせずにこれで持ってくれた(結局1度もチェーン交換せず)。

チェーンメンテの手順-1.カバーなどを取り除く


チェーンカバーなどがある場合は取りはずしてしまった方が作業がやり易い。カブ系は取らなければできないが、普通のバイクでもカバーをとってしまったほうが断然やり易い。


カバーの中に余分なオイルが貯まっている。つけ過ぎたのかな?


ちなみにこれ、九州ツーリングで1000kmほど走行後のチェーンの様子。1000kmでこのくらいであれば、もう少しいけるかもしれない。例えば、1日通勤で20km走る人でも概ね2か月以上は余裕で持つ計算。


まだ油分は残っているっぽい。


カブ系に乗るようになって分かったけど、このチェーンカバーの恩恵は本当に大きい。チェーンが全然汚れない。

チェーンメンテの手順-2.チェーンクリーナーを塗布


これは確か数年前に知り合いからもらった。私のように洗車頻度が少ないと、ケミカル類が全然減らないというメリットもある。

この製品はなぜかAmazonには売っていないが、基本何でも大丈夫だと思う。ただし、シールチェーンにパーツクリーナーやクレ5-56は使用しない方がいい。内部のプラ部品にダメージを与える性質がある。

この製品ならば問題ないだろう。


私の自転車やバイクメンテの必需品、キッチンペーパーを使用。


全周に渡って満遍なく塗布。撮影しながらなので無理だけど、通常はキッチンペーパーを当てがって液が飛び散らないよう行っている。


こんな感じ。自転車でもこんな感じ。

チェーンメンテの手順-3.数分後ブラシでチェーンを擦る

数分後、十分にクリーナーを浸透させたら、ブラシを使用して細かい汚れを掻き出す。※ちなみにこの数分の間に私は別の箇所にシリコンスプレーを塗布したりなど別の作業をしている。

こういうの。


こんな感じで3面いっぺんにできるので便利。上からもやっている。しかしこれ、私の場合完全にキッチンペーパーで拭きあげてしまうので、あまり意味がないかもしれない。

チェーンメンテの手順-4.キッチンペーパーで拭き上げ


一コマ一コマくりくり丁寧にクリーナーをふき取る。


拭き取り完了。しかし元々があまり汚れていないので、イマイチ成果が分かりずらい。

チェーンメンテの手順-5.チェーンオイルを塗布


これはだいぶ昔に買ったチェーンソーオイル(多分)。全然なくならない。無くなったらもう買わないかもしれない。オイルとしての性質も損なわれてしまっていると思うが、何となく使用している。


これはコマのローラー部分や、両端のつなぎ目部分にホイールを回しながら垂らしている。ちなみにこのチェーンソーオイルだけだと、両サイド部分が錆びてくる(セローで経験済み)。


チェーン給油のメインはこれ。シールチェーンもOK。セローの頃から使用。ちょっと飛び散り易いかな・・。

こんな高かったっけ??あまりこだわりはないので、この値段(1600円くらい)なら別のを買うかもしれない。


次回はこのドライタイプ試してみようかな・・。飛び散りがなくてよさそう。そういえば、これまであまりこういった白い跡がチェーンに残るドライタイプは使用したことがない。どんな感じなんだろうか。


このD.I.Dのチェーンルブは、両サイドのプレート部分に主に吹き付けている。両サイドって結構錆び易い。反対側からやるのが結構面倒くさい。吹いた後は、このようにキッチンペーパーで余分な油分を全周に渡り拭き取る。(それでも数時間経つと垂れてくる)


ちょっとやり過ぎ??これはもうちょっと拭き取った方がいいパターン。実際この後少し垂れてきた。

車体各部への給油

チェーンにオイルやクリーナーが浸透するのを待つ間などに、車体の必要箇所にも給油を行ってしまう。

シリコンスプレーは万能薬

もう長年愛用しているシリコンスプレー。バイクの洗車後のお手入れには、欠かせないと感じている。私はこれを、潤滑用というよりは保護剤として使用している。

シリコンスプレー-ゴム製品に

シリコンスプレーの特徴に、ゴム製品やプラスチックにも使用できるというのがある。クレ5-56ではこれらの製品を溶かしてしまうので使えない。


プラグコードや、


フォークブーツなどに使用している。吹き付けた後にウエスでふき取っている。


今回はクロスカブ110についているこのよく分からない部品も取り外して中をシリコンスプレーで洗浄した。


これ半年に1回くらい洗えって指示があるけどなんだろう?

シリコンスプレー-エキパイに

写真を撮り忘れているが、シリコンスプレーは高温でも大丈夫なので、エキパイの保護(防錆)にも使用している。

シリコンスプレー-エンジンのフィン内部の洗浄に

これは裏技的な使用方法だけど、エンジンのフィン部などに吹き付けると汚れが落ちるのでセローの頃から歯ブラシでも落としきれなかった内部の汚れ落としにシリコンスプレーを使用している。


例えばここの黒い汚れ。シリコンスプレーを近距離から吹き付けると・・


高圧洗浄機でやるみたいにきれいになる。これはやってて気持ちがいい。

シリコンスプレー-ボルトやナット部分に


こういった箇所や、


こういったところに吹き付けている。


地味に錆びやすいグリップとハンドルウエイトの間の隙間。グリップはゴムなので、ここもシリコンスプレー後にタオルでゴシゴシ。購入後忘れてて少し錆びてたけど、なんとか大丈夫だった。

また、シリコンスプレーハンドル周りの操作系やケーブルのアウター(プラスチック)にも吹ける。

シリコンスプレー-(番外編)網戸の滑車部分に


網戸はだんだんと滑りが悪くなって開け閉めが大変になってくるが、滑車のところにシリコンスプレーを吹き付けると、びっくりするくらい滑らかな滑りが復活する。こちら側だけではなく、


反対側からも吹く。サッシ部分や、プラスチックの滑車にダメージも与えず滑らかな開け閉めが復活する。バイク関係ないけど。

シリコングリス


シリコングリスを使用している箇所は、主にサスのインナーとダストシール。


ここ。洗車後には必ずフォークブーツを外してインナーとダストシールにシリコングリス。あとなぜか自分でもよくわからないがミラーの棒の部分(?)にも使用。錆びやすいので。

クレ6-66とスーパーラストガードの使用を模索

大分昔に買ったクレ6-66とスーパーラストガード。最近、プラスチック部品がないエンジン表面やむき出しのボルト部分などに使えないかと模索中。


こういう場所や、


こんなところ。シリコンスプレーよりは防錆効果はありそう。また、スポークにも最近は6-66を試している。

というか、評判を見る限りではラストガードはベトベトが残る仕様なので論外、クレ6-66は使えそうなので、次回より積極的に使用していこう。

まとめ

とまあ、こんな感じで私は洗車をたま~に行っている。さらに面倒臭い私はこの作業を2日に分けて、1日目に洗車、2日目に給油関係を行うことが多い。

今回ここに紹介した作業を行うと、概ね2~3か月は細かい整備や洗車をさぼってもどこも錆びずに済んでいる(私の場合)。ワックスなどは使用していない。

ホイールなどに飛び散ったオイルは、パーツクリーナーで掃除している。

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

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