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クロスカブ110(JA45)のクラッチ調整

バイク

こんばんは、しまちゃんです。

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はじめに

今日はクロスカブのオイル交換をしたついでに、サービスマニュアルに載っていて気になっていた「クラッチ調整」も行いました。

まぁまだ自分のクロスカブは走行距離も少ないこともあり、体感できる結果が得られるとは思っておらずどちらかと言えばネタ的にこの作業を行おうと考えていたのですが、結果としては意外にも鈍感な自分でも分かる違いがバイクに生じました。

それでは見て行きます。

この作業は、クロスカブ110(JA45)、スーパーカブ110(JA44)、スーパーカブ110 プロ(JA42)共通の作業内容となります。

どんな症状が出たらクラッチ調整が必要になるか

サービスマニュアルによれば、クラッチ調整はタイヤの空気圧やアクスルのガタ、チェーンのゆるみなど、意外と日常的な点検項目と同じ場所に記載があり、その方法が載っています。つまりホンダとしてはあまり特別な整備手順と考えていないようです。

で、どのような症状が出たらクラッチ調整をした方が良いのかについては、クラッチの項目の故障診断に記載がありました。

加速時クラッチが滑る

  • クラッチの調整不良
  • クラッチディスクの摩耗
  • クラッチスプリングのへたり
  • クラッチウェイトの損傷
  • クラッチリフタ機構の固着
  • モリブデンなどの添加剤の混入

ギヤが入りにくい

  • クラッチの調整不良
  • ギヤシフトスピンドル、シフトアームの摩耗、損傷
  • ストッパアームの取り付け不良
  • カムプレートの取り付け不良、損傷
  • エンジンオイルの粘度が高すぎる
  • トランスミッションの不良

これ以外の故障診断、例えば「ギヤ抜け」や「クラッチの作動が不安定」、「ギヤシフトペダルが戻らない」といった症状にはクラッチ調整の項目はありません。つまり、クラッチの滑りがある場合ややギヤが入りにくい場合は、クラッチをばらして色々点検する前に、今回のクラッチ調整を行ったほうがいいと言えます。

なお、「加速時クラッチが滑る」というのは、加速時にエンジンの回転数だけが上昇し、速度があがらなくなる、と言ったことが起こる事を指します。

今回私のクロスカブ110には上記のような症状は特に出ていませんでしたが、作業を行いました。これから見ていくように、大した作業でもないのでこのような症状が出ていなくても1年に1度くらいはやってもいいかもしれません。

他にもエンジンオイルとクラッチ不良との関係について、興味深い記載が同じ箇所にあるので、一応引用します。

エンジンオイルの粘度とはクラッチの切れ具合に影響する。クラッチが切れにくかったり、クラッチを切っても車体が前に動く場合は、クラッチを点検する前にオイルの粘度と量を点検する。

作業に必要な工具

  • マイナスドライバー
  • 14mmレンチ
  • 14mmソケット(トルクレンチに使用)
  • トルクレンチ(まぁなくても大丈夫)

基本的にこれだけなので、あまり大がかかりな作業ではありません。作業時間も5分もあればできます。

クラッチ調整 作業手順

まず、調整する場所の確認です。


ここ。車体右側(ブレーキペダル側)です。

ロックナットを緩める


14mmレンチを使用し、外側のナット(ロックナット)を緩めます。

アジャストスクリュを回して調整


次にアジャストスクリュをマイナスドライバーで回しますが、ロックナットが共回りしてしまうので、指で押さえた方がいいでしょう。または、レンチを掛けたままやります。


こんな感じ。回し方は以下の通り。

アジャストスクリュの回し方

  1. 時計方向に約1回転回す
  2. 重くなるまで反時計回りに回す
  3. 重くなった位置から1/8回転(45度)時計方向に戻す

「重くなるまで」という抽象的な表現が気になりますが、やってみます。


むむ!!左回転(反時計回り)で「重くなるまで」回そうとすると、「重くなる」というか普通に締まった(止まった)。これならまぁ分かり易い。

この止まったところから、1/8回転(45度)右(時計回り)に戻します。この辺は適当。

ロックナットを締める


調整が終わったらロックナットを締めるのですが、ロックナットを締めるとアジャストスクリュも動いてしまうので、マイナスドライバーで固定しつつロックナットを締めます。というか最初から最後までレンチ掛けたままの方がやり易いかも。


ある程度締めたらトルクレンチで最後の締めをします。

ロックナット締付トルク 12Nm

クラッチ調整の効果

走行距離が浅いこともあり、今回の調整の効果は全く感じられないだろうと最初は考えていましたが、ちょっと試走しただけですぐに違いが分かりました。

クラッチが遠くなった

クロスカブ110の場合、ギアを最後まで踏み込んだところでクラッチが切れるわけですが、そこから徐々に足を離していき、クラッチが繋がるところまでの距離がこの調整で明らかに長くなりました。いい事か悪いことか分からないですが。

ギヤの入りがスムーズに!

ギヤの入りがめちゃくちゃスムーズになりました。しかしこれ、同日にオイル交換をしているのでこの影響かもしれません。オイル交換直後はまったく同じ変化があります。

ニュートラルでホイールが回らない!?


確か以前はセンタースタンドを掛けた状態で、ニュートラルでも後輪がゆっくり回っていた気がします。本気で思い出せない・・。回っていなかった記憶も同時にあるし・・。

しかし今回のクラッチ調整後、後輪は(以前はどうであれ)回らなくなりました。これはより正常になったと捉えていいのか。。

まあ特に不具合がなければ今回の調整は成功としたいと思います。

おわり

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