こんばんは、しまちゃんです。
今日はセローのハンドルバー交換の記録を書いてみたい。今回もいつものようにあまり記録(写真)と記憶がない中での記事作成となるため、そこはご容赦頂きたい。読んでくれる人に何かしら作業のヒントなどがあげられればと思う。
セロー250 ハンドルバー交換の背景
作業日:2015年8月30日 走行距離:20,000kmくらい
その他の多くの私のセローの部品と同様、ハンドルもまた、バイクを台風後に放置したりと過酷な環境で長年過ごすことが多かったためか、だいぶ錆びてしまっていた。
ハンドルというのは乗ると必ず目につく部分だし、目立つ位置にもあるためあまり錆びたままだとみっともない。そこで、重い腰を上げてある日交換作業をやってしまおうと思い立った。ハンドル自体はもうすでに買ってからだいぶ経っており、だいぶ埃をかぶっていた。
交換前の様子
このようにフロント周辺ではハンドルバーだけがかなり錆びてしまっていた。
ハンドルグリップもすり減ってきた。交換しよう。
左側のグリップは余計にひどくすり減っている。
交換部品
今回の作業で交換したのは2点のみ。いずれも社外品
- ZETA ジータ:COMPハンドルバー
※Webikeのサイトより
バークランプ部外径:22.2mm
タイプ:Mini-Trail
ハンドルバー寸法(mm)
幅:775mm
高さ:106mm
立上がり:80mm
クランプエリア幅:181mm
引き:60mm
色:チタンカラー
\6976
※Amazonで購入。(現在も購入可)
- PROGRIP プログリップ:オフロード用グリップ #795
カラー:ブラック
エンド非貫通
材質:スタンダードラバー
長さ:120mm
内径(左右):22/25mm
\1,179(販売終了)
※このグリップは実は2016年2月の作業で付け直したもの。元々のグリップはもう少し短く(多分110mmくらい)そのためにトラブルを生じた(後述)。実際に付けたグリップの記録がどこにもなかった。
作業のようす
グリップの取り外し
基本的にグリップの取り外しはケミカル+力ずくの合わせ技で行った気がする。グリップをめくり、わずかに開いた隙間からスプレー(ブレーキクリーナーか何か)を吹き込み、あとは力ずくで引っぺがす。捨ててしまう物なので、カッターも使用した気がする。
左側も同様に作業する。金属の輪っかの部品などの位置関係(順番)も覚えておく。
ケーブルやスイッチ類の取り外し
結束バンドを切断しケーブル類を外す。
すごい錆だ。
ハンドルバーの取り外し、取付け
ハンドルバーが取り外せた。取付け時の写真は残っておらず。ただ作業に困難な箇所はなく、新しいハンドルを取り付けて部品を元通り取付け直し、位置調整をするだけ。その後新しいグリップも取り付けて終了。グリップには接着剤を使用した。
スイッチボックス内の突起を削る
【2019.12.8追記】
記事を書いて1年以上ぶりに突然思い出したが、そう言えばどちらかのスイッチボックス内に小さな突起があり、それを削らなければならなかったことを突然思い出した。
純正のハンドルバーにはこの突起がはまる穴が開いておりスイッチボックスがずれないようになっているのだけど、社外品のハンドルバーにはこんな穴はもちろん開いておらず、ハンドルバーに穴を開けるかこのスイッチボックスの突起を削るしかない。
Zetaのハンドルバーに正確に穴を開ける自信がなかったので、私はスイッチボックス内の突起を削る方法を選んだ。しかし手動は面倒臭いので、またまたインパクトドライバーの力を借りた。
こいつ。これをインパクトドライバーに取付けてゴリゴリ削った記憶がある。この先端部分は金属でできたずっしりと重さのあるやすり。
全体像。写真右側の六角部分をインパクトドライバーにはめる。このアタッチメントを使用すれば、色々なものを取り付けてインパクトドライバーで作業することができる。
恐らくこの商品。
なお、突起を削った結果だけど、心配されたスイッチボックスのズレ等は一切発生しなかった。
作業後のようす
実はこれは翌年2月に再度作業をする際の写真。
左側グリップとスイッチボックスの隙間があいてしまっている。この最初に交換したグリップは「798 Cross」というモデルだった事がわかる。
作業で生じたトラブル
ハンドル交換は初めて行ったのだが、思いがけないトラブルが3つ発生したのでそれをシェアしたい。
グリップが短すぎる
上の写真を見ると分かるが、左側のスイッチボックスとグリップの間に隙間があいてしまっている。これは、グリップが純正よりも短すぎたためにクラッチホルダーが左側に十分寄せきれず、いっぱいまで寄せるとクラッチケーブルが突っ張ってしまうので仕方なくこうしている。間には結束バンドを入れて数か月間ごまかしていた。
左スイッチボックスが破損
何かに当てたとかそういうわけではないが、左側のスイッチボックスを作業の過程で取り外すと中からポロリとプラスチックの部品が転がり出てきた。それはハザードスイッチを動かす内部の部品で、完全に折れていたと思う。
ちょっとしたプラスチックの部品なのだけど修理は無理そうで、しかも調べると内部の部品単位では売っていないためスイッチボックス全部の交換となってしまった。
クラッチが突っ張る
ハンドルを特に右側にいっぱいに切るとクラッチが張りすぎてしまう。明らかにクラッチケーブルの長さに比べてハンドルが長すぎる。
これら3つのトラブルを解消するため、約半年後の2016年2月に再度作業を行うことになる。その様子は次の記事で書こうと思う。
おわり
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