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第二種電気工事士「技能」試験に向けて準備したものなど

第二種電気工事士

こんばんは、しまちゃんです。

先日無事に第二種電気工事士の筆記試験が終了し、自己採点の結果、余程のことがない限り合格しているということが分かった。

第2種電気工事士筆記試験に(多分)合格した!
こんばんは、しまちゃんです。 実は先週の日曜(10月4日)に、第2種電気工事士の筆記試験(下期試験)が行われた。私は5月の上期に申し込みをしていたんだけど、コロナで中止。下期の日程に延期となっていた。 ここまでのあらすじ 突然第2種電気工事...

そうすると俄然やる気が出てきて、しっかりと準備して12月の技能試験に臨もうかという気持ちが強くなってきました。筆記試験の1週間ほど前までは「やめちゃおうかな・・」などと弱気な気持ちだったのがウソのようです。

というわけで、今日は試験が終わったその日に私が技能試験に向けてAmazonで購入した物や、本屋で購入した本を紹介したいと思います。

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第二種電気工事士技能試験に向け準備したもの

色々買ってお金が結構かかりましたが、紹介したいと思います。

技能試験用材料(器具・電線セット)

・第二種電気工事士技能試験練習用材料 「電材館 第二種電気工事士 技能試験セット 2023年」
【2023.5更新】こちらの製品に紹介材料を変更しました。 下の写真の材料は本製品とは異なります。

こちらの製品、定番のホーザン製ではありませんが、ホーザン製よりも安く、使用されている器具も東芝やPanasonic製で練習には全く不足はありません(と思います。練習はこれから)。なお私が購入した時は15,500円でした。なぜかメルカリではもう少し安く売っています。買わなかったけど。

中古について
メルカリを調べたのは中古が出回っていないか確認するためでしたが、結局新品を購入しました。まったくの素人なので、例えば連用取付枠などが中古でも練習になるのかなど、細かい点で不安があったからです。電線やケーブルも恐らく候補問題分自分で用意しなければならないだろうし。

内容物を早速チェック!

かなり早く届いたので、さっそく中身をチェックしていきます。

埋込コンセントなど


左から埋込コンセント(2口)、アースターミナル付接地コンセント(EET)、接地極付コンセント(20A250V用)。下は連用取付枠(4個)


安心の東芝製。


裏側。裏側にはそれぞれ結線用の穴と、ストリップゲージもついている。

点滅器(スイッチ)


スイッチ類はこれで全部。
左上から、表示灯内蔵スイッチ(いわゆるホタルスイッチ)、片切スイッチ(タンブラスイッチ)、真ん中の2つが3路スイッチ。右上はパイロットランプ、その下がコンセントと4路スイッチ。

片切スイッチとコンセントがPanasonic製、それ以外は東芝製。


裏側。

露出型器具等


左側から、ランプレセプタクル(上はカバー)、露出型コンセント、引掛シーリング(丸形)、端子台、引掛シーリング(角型)、配線用遮断器(ブレーカー)。

ランプレセプタクルはメーカー不明だけど、接地側端子には「W」のマークあり。引掛シーリングがPanasonic製でコンセント、ブレーカーは東芝製。端子台はよく分からない。

アウトレットボックス等


アウトレットボックスとその接続に使用する電線管など。電線管はネジなし電線管とPF管。また、それぞれ用にコネクタや絶縁ブッシングが付属。右に見える裸電線は接地用の裸銅線(とそれをとめるネジ)。


ねじなし電線管用のコネクタ。右側に見えるネジは作業工程でねじ切らなくてはならないため、再利用できない。練習ではねじ切らないで中古で売ろうかな・・。左側のネジは接地用(ここにボンド線を接続する)。


どうでもいいけどPanasonic製。かなりしっかりとした作りの鉄製ボックス。ウォーターポンププライヤーで丸いところを抜いて使用する。

電線接続材料


リングスリーブ(小)100個と(中)15個。差込型コネクタは2本用8個、3本用5個、4本用3個。


しかしこのリングスリーブ、実際の電気工事の現場ではどのくらい使用されているのだろう。どう考えても差込型コネクタの方が効率が良さそう。絶縁テープ巻きも必要ないし、圧着工具も必要ない。リングスリーブのメリットが何かしらあるに違いない。安いとか。

ケーブル・電線

VVF2.0-3C、VVR1.6-2C、EM-EEF、VVR2.0-2C


左から、VVF2.0-3C、VVR1.6-2C、EM-EEF、VVR2.0-2C。これはすべて40cmのみ。

IV1.6


IV1.6。すべて40cm。黒4本、白・赤2本ずつ、緑1本。

VVF2.0-2C(青)


VVF2.0-2C。青い色がついている。これは5m。

VVF2.0-3C(青)


こちらは同じ青でもVVF2.0-3C。60cmしかない。

VVF1.6-3C


これはVVF1.6-3C。8m支給。

VVF1.6-2C


最後に一番よく使用するVVF1.6-2C。20mもある。

器具等以外には、全13問の候補問題や端子台に貼るシールが付属していました。ただ、ちょっと期待していた問題への実際の取り組み方の詳細などは付属しておらず、このためテキストも必要と考えたのでした。

工具セット

・ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット

元々工具が好きなので、指定工具が必要と分かった時に一つ一つ吟味してピックアップしていたのですが、結局セットで買ってしまった方が(わずかですが)安かったためにセットで購入することにしました。これはすでに持っている工具(例えばドライバーなど)を除いてもセットの方が安かったです。

特に圧着工具とケーブルストリッパーは定評のあるホーザン製が使用したかったというのもあり、よりセットの方がお得感がありました(特に圧着工具は別で買うと高い)。ケースもついてくるし。

全体像


工具入れ。意外とコンパクトに収まっている。大きめの筆入れといった見た目。


生地や縫製は少し安っぽいけど、特に気にならない。

ホーザン P-737 圧着工具


様々な技能試験動画などでも使用されていて、持つことに一種のステータスすら覚えるこちらの工具。圧着サイズに(大)はなく、(中)まで。技能試験では(大)は出題されない模様。

P-737 圧着工具の解除方法

この工具、節度もあって握るたびにロック機構がキリキリ言って楽しく、意味もなく何度も握っては解除してを繰り返してしまうのだけど、ひとつ重大なことに気が付いた。

それは、ひとたびハンドルを握り始めてしまうと(つまり先端部分を閉じ始めてしまうと)、最後完全に閉じ切るまではもう後戻りできないということだ!

つまり、例えば何か、例えば指などを先っぽに挟んだまま(やらないと思うが)ハンドルを握り始めてしまうと、もう指を完全に潰すまではこの工具は放してくれないということになる。

これは危険!!通常の方法で解除するには最後まで思いっきりハンドルを握る必要がある。

また、恐らく私が説明書などを見た中では解除方法も載っていなかった。

というわけで、途中で解除ができないか自分でやってみることにした。


結論から言えば、解除はできた。細い棒(例えば菜箸など)を写真のようにハンドル内のこちらの部品の下側に潜り込ませ、テコの原理で部品を上に押し上げてやるとロックが解除されハンドルが勢いよく開く。


こんな感じ。これは開いた状態だけど、完全に閉じた状態でも細くて固めの棒であれば何とか可能。※1枚目の写真は完全に閉じた状態。
しかし気を付けなければならないのは、この部品がかなり細めのスプリングで接続されているため、作業の過程で(棒で押すことによって)スプリングを壊してしまう可能性があるということ。まぁ緊急事態であればそんなことも言ってられないだろうけど。

ホーザン P-958 VVFストリッパー


電気工事士技能試験に特化したような工具。現場での実際の使い勝手は分からない。技能試験の動画を見ていると、この工具の便利さがよく分かる。というか無くても時間通り(40分)に終わるのだろうか・・。この工具が、このセットを買った理由のひとつでもある。

ウォーターポンププライヤー


正直何でもよかった。これ電気工事の現場でどのくらい使用されているんだろう・・。とりあえず指定工具なので必要。なお、自分ではこれまで持っていなかった。

ドライバー


ドライバーはもちろん持っているけど、このマイナスの5.5mmは持っていなかった。


今回はこちらのVessel製のラチェット機構付きのスタビドライバーも技能試験に持参しようかと思います。(多分禁止されていないはず・・)

ベッセル(VESSEL) スタビー ラチェットドライバー TD-6700W-23
ベッセル(VESSEL)
¥696(2024/03/29 01:06時点)

電工ペンチ


何の変哲もないペンチ。意外にもこの形のペンチを所有するのは初めて。

電工ナイフ


ナイフは好きだけど、なぜかあまり魅力を感じないナイフ。これでケーブルのシースを剥ける気がまったくしない。

布尺


使いずらそうなので、本番では直尺を使用するかもしれません。


こちら。これは便利。

テキスト

・2020年版 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり

2020年版 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり
電気書院
¥1,284(2024/03/28 17:57時点)

私が筆記試験で大いに助けられた「すい~っと合格」の技能試験版が欲しかったのですが、なぜかAmazonは非常に高い。そこで、直接本屋に行ったら上記の「丸わかり」があったので1200円程度と安いこともあり即購入。

なおこの「丸わかり」は最初Amazonで売っていることを知らず、また実際に見つけてみればやはり送料なども入れると結構高い・・。実店舗で買って正解でした。


正直な感想は、今のところ(半分程度読み終わったところ)「とても分かり易くていい」です。買ってよかったと思います。まったくの素人がゆえの疑問、例えば「どのくらいケーブルは切ればいいのだろうか」とか、実際の試験場のようすや試験の流れなどの疑問に丁寧に答えてくれています。


ここで複線図を描く練習をしました(合計10個くらい)。細かいところだけど、読点が「。」ではなく「.」なのが地味に気になる。


よくある質問などもまとめられています。出血がひどいと強制退席になることもある!気を付けなければ。一部工具は危ないです。

候補問題
もちろん今年のテキストなので、候補問題もまとめられています。


候補問題は複線図の描き方からスタート。


完成参考写真もしっかりと載っています。

今後の練習方針など

さて、道具はすべて揃い、テキストもあらかた読んだので、いよいよ技能の実技部分を開始していきたいと思います。

本番に間に合うように13すべての候補問題を作成していくわけですが、素人なりに試行錯誤していく様子をまたこのブログでシェアできればと思います。なお今回は写真だけではなく、動画にもチャレンジします!

おわり

 

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