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第二種電気工事士技能試験2020年(2024年)候補問題No.13 「ラスト問題・自動点滅器」の巻

第二種電気工事士

こんばんは、しまちゃんです。

今回は昨日行った候補問題のNo.13、とうとう最後の練習問題を施工練習したので、その様子を見て行きたいと思います。

本来はもう少し本番に近い日にやった方がいいのかもしれませんが、平日なかなかやる気が起きないため昨日終わらせてしまいました。

【2020.12.13追記】
この候補問題No.13が実際の技能試験で出題されました。
試験地:沖縄県

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2020年(2024年)候補問題No.13

※2024年(令和6年)も(ほぼ)同一問題です。

ラストの候補問題No.13の特徴としては、自動点滅器「A」があるところです。もちろん自動点滅器の結線方法など知る由もないため、理解するというよりは結線方法を調べ、暗記して本番に臨みます。

また、今回は自動点滅器から器具(施工省略の負荷)に行くケーブルはVVRケーブルとなっています。このVVRケーブルは以前1度だけ登場したもので、久しぶりの施工となります。最後に練習ができてよかったです。

候補問題No.13の複線図


自動点滅器の結線はこの複線図のように施工します。端子台を使用し、2本の白線を真ん中の端子に共締めします。

これまで端子台は何回か登場していますが、すべてにおいて結線方法を復習する必要があります(自分の場合)。これから1週間かけて複線図を総復習するのですが、その際に端子台のある候補問題に関しては端子台の結線方法を重点的に覚え直す予定。

施工のようす


VVRケーブル。電工ナイフでシースを取り除きます。

自動点滅器の施工


自動点滅器は端子台で代用します。上側3つの端子しか使用しません。


施工後の端子台のようす。真ん中2番目の端子に白線を一緒に締め込みます。なお、VVRケーブルを下側に曲げるのは結線してしまってからの方がいいような気がします。先に曲げてしまうと、内部の電線が引っ張られて出ている部分の長さに違いが生じ、施工がやりにくくなるためです。


差込型コネクタ部分。そう言えば、2mm電線の差込型コネクタの差込練習をしなければ。1.6mmの電線は全く問題なくはまってくれます。


リングスリーブ部。写真に写っていない下側はスイッチのため、電源からの接地側電線(白線)は行きません。


とうとうすべての候補問題の施工が終わりました。終わってみればあっという間。楽しい工作の時間ももう終わりです(試験に落ちなければ)。


最後の問題で26分1秒で、自己最速記録を更新しました。いい感じで本番を迎えられそうです。

試験本番当日の様子や、最終的な合否についてはまたこのブログで紹介していきたいと思います。

今回の教訓

  • 端子台の施工は、忘れてしまっているものも多いので総ざらいが必要!
  • 連用取付枠の付け忘れに注意!(動画で見ると分かりますが、1度付け忘れています)

参考資料

自分が受験したときに購入した技能試験の練習セットはもう販売されていませんが、購入を検討されている方は以下の練習セットで十分だと思います(※工具は別途購入する必要あり)。

ケーブルシース及び絶縁被覆の剥ぎ取り寸法(参考値)

※必ず実際の器具の剥ぎ取り寸法を確認してください。

ケーブルシース 絶縁被覆
電線どうしの接続(リングスリーブ) 100 20
電線どうしの接続(差込形コネクタ) 100 12
ランプレセプタクル 50 20 のの字曲げ
引掛シーリング(角型・丸形) 20 10
片切スイッチ 100 10
3路スイッチ 100 12
4路スイッチ 100 12
端子台 50 10
ホタルスイッチ 100 12
パイロットランプ 100 12
埋込形コンセント 100 10
露出形コンセント 30 20 のの字曲げ
2口コンセント 100 12
20A接地極付コンセント 100 12
EET付コンセント 100 12
配線用遮断器 50 10
ボンド線 20 のの字曲げ

リングスリーブのサイズの覚え方

覚え方のひとつとして。私の覚え方です。

電線の直径に対応する断面積をまず覚えます。
電線の直径1.6mm→断面積:2㎟
電線の直径2.0mm→断面積:3.5㎟
これ一生暗記!そして、断面積が8㎟以下であればリングスリーブが「小」、それを超えたら「中」と覚えます。※「大」は出題されません。なので、
1.6mm4本→2㎟×4本=8㎟なので「小」
2.0mm2本と1.6mmが1本→3.5㎟×2本+2㎟×1本=9㎟なので「中」
1.6mm2本と2.0mm1本→2㎟×2本+3.5㎟×1本=7.5㎟なので「小」

 

おわり

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