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反面教師/含み損の増やし方

株式投資

こんばんは、しまちゃんです。

 

今日はいつも通りゆっくり目に起きて、相場がひと段落したころから相場には参加した。世間はバレンタインとか言っているが、私にはまったく関係がない。

そう言えば、今日の授業は生徒が全員女子であった。全員女子高生。アラフォーのおっさんには羨ましいシチュエーションかもしれないが、仕事でやっているとまったく関係なくなる。むしろ、誰にでも備わっている変態的な妄想や性癖は仕事だと影を潜めてどこかに行ってしまう。逆に、結構気を遣う。

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現在の持株と含み損

私は現在いくつかの銘柄の株を所有しているが、1つを除きすべて塩漬け状態で含み損が発生している。これは、含み益となった銘柄はさっさと売ってしまうので残っていないことに起因している。

企業にとっては皮肉なことで、私みたいな人間は株価が下がれば下がるほど売れなくなってしまい、長期保有を是とする企業にとっては望ましい株主ということになる。

逆に、株価が上がれば私はさっさと売り抜けてしまうので、企業にとっては長期保有という意味ではあまりプラスとならない。

今日は私の塩漬け株を見て行きたいのだけど、備忘録と後学のために、「いつ」買ってしまったのかということに主に着目したい。これは「日経平均的に」いつなのかということと、「その銘柄的に」いつなのかということだ。結構アホな時に買っているはずだ(しかも損切りしていない)。

これを見れば、私のミスから色々と学べるはずだ。

6674 ジーエス・ユアサ

  • 購入日:2018年5月21日
  • 購入額:2850円
  • 株数:400株
  • 含み損額:249,200円

購入のタイミングと、現在までの株価と日経平均の動き


チャートの起点は購入日の5月21日。紫色のラインがジーエス・ユアサの株価。これを見るとよく分かるのだけど、私は日経平均の終値が23,002円の時にこの株を購入しており、ボックス相場の高値付近でこの株を購入したことになる。

購入時の日経の位置

というか、この5月の終わりのタイミングというのは、日経が4月と5月の約2か月間にも渡り上げ続けた上げ相場のちょうど終わりのタイミングに一致している。本当にアホである。今の私であれば、買いではなく売りを考える位置だ。

購入時のジーエス・ユアサの株価の位置

ジーエス・ユアサの株価の動向的にはちょうど株価の落ち始め、まさに落ち始めのナイフを掴んでいる。購入後、買値付近まで唯一戻したのが9月21日(25日)で、それ以降は買値にまったく近づいていない。

なぜこのタイミングで買ってしまったか

なぜこの株を購入したかと言えば、4月のサンワテクノスの急落にショックを受けてしばらく相場から遠ざかっており、復帰からほぼ初めての銘柄であったためだ。自分でもびっくりするくらい何も考えず、何の心の準備もできないまま買ってしまった。2月の暴落でもあまり下がっていなかったので、安心したのもある。

この塩漬け株から学べる教訓

  • 上昇相場が続いているときには安易に買わない。買っても即損切りできる覚悟と準備はしておく。できれば相場の暴落時に買う。
  • 落ちるナイフは掴まない(私にとってこれが一番難しいが、損切り覚悟であればいいかもしれない)。
  • マイナスとなった銘柄が運良く買値まで戻したら、即刻売る。それはもう最後のチャンスかもしれないと心得る。

6815 ユニデンホールディングス

  • 購入日:2018年8月10日、15日、9月6日
  • 購入額:2940円
  • 株数:500株
  • 含み損額:332,000円

購入のタイミングと、現在までの株価と日経平均の動き


改めて見るとこれはひどい。赤い矢印のタイミング(8月15日と9月6日)でナンピン買いしているが、その効果もむなしくその後ひどい下げ方をしている。

購入時の日経の位置

日経平均のタイミング的には終値21,147円時点なので、高くもなく安くもない中途半端なタイミング。その後10月に向け日経平均は大幅な上昇を見せているので、相場的には間違いではなかったのかもしれない。

しかし、10月の日経の高値でナンピンをした取得価格がやっと買値近辺まで戻したくらいなので、ここで見限って売ってしまうべきだった。日経の高値に株価が付いてこれていない(乖離がおおきい)。

購入時のユニデンホールディングスの株価の位置

これはまさに私の悪い癖なのだけど、この8月10日というのはまさにユニデンホールディングスが急落した直後だ。急落株はつい買いたくなってしまう。買いたいと思う相当な理由もあった。しかし10月の初旬に支持線を割った時点で損切すべき案件であった。

なぜこのタイミングで買ってしまったか

ジーエス・ユアサとは違い一応色々と考えた末での購入であった。ずっと欲しかった。そんな株が急落してきたので、反射的に買ってしまった。また、株価が下がっても根拠のない自信があったため、2度に渡りナンピン買いをしてしまった。

この塩漬け株から学べる教訓

  • 上昇相場に株価が思うようについてこない時は、一旦切って様子を見る。
  • 落ちるナイフは掴まない。
  • ナンピン買いをしない。
  • 出来高の少ない銘柄であまり勝負しない

8591 オリックス

  • 購入日:2018年2月1日 ※1000株購入後500株だけ損切り
  • 購入額:2054円
  • 株数:500株
  • 含み損額:210,250円

購入のタイミングと、現在までの株価と日経平均の動き


2018年2月の暴落の直前にナイスタイミングで購入。それ以降、今日に至るまで見事に1度も買値に復活していない。優待のチーズがおいしいからいいか。やたらと高くつくチーズだが。

購入時の日経の位置

まさに暴落直前というタイミングであった。ということは、当然日経平均は非常に高い位置にあった(23,274円)。

購入時のオリックスの株価の位置

やはり、高値から一気に急落した直後であった。私は急落した株価を見ると買いたくなってしまう。

なぜこのタイミングで買ってしまったか

下落は一時的なもので、またすぐに上げに転じると思っていたため。初心者でもあった私は、前年から続いた上げ相場のために、その後下げるとはあまり考えることができなかった。

この塩漬け株から学べる教訓

  • 落ちるナイフは掴まない(株価が急落してもすぐには手を出さない)。
  • 損切り価格を設定せずに銘柄にインしない。
  • 日経が相対的に高い時には買いを控える。
  • チーズ(優待)欲しさに株を買わない。

8137 サンワテクノス

  • 購入日:2018年2月2日
  • 購入額:2409円
  • 株数:3000株
  • 含み損額:4,356,000円

購入のタイミングと、現在までの株価と日経平均の動き


絶対的エースのサンワテクノス。本気でそのうち株価が0円になるんじゃないかと心配している。もちろん買値に戻ったことなど1度もない。それどころか、この株は長い長い旅に出ている。うちの車2台分くらいの含み損。

購入時の日経の位置

やっぱりこれも暴落直前のタイミング。ということは、当然日経平均は非常に高い位置にあった(23,486円)。

購入時のサンワテクノスの株価の位置

オリックス、ユニデンと全く同じパターン。株価急落の直後。

なぜこのタイミングで買ってしまったか

よく分からない。急落して安いと思ったに違いない。ツイッターでも銘柄名を見た気がする。デイトレ(またはそれに近いトレード)で手を出したつもり。今思えば、こんな出来高の少ない銘柄を短期(予定)でこんなにたくさん買うべきではなかった。

この塩漬け株から学べる教訓

  • 落ちるナイフは掴まない(株価が急落してもすぐには手を出さない)。
  • 損切り価格を設定せずに銘柄にインしない。
  • 日経が相対的に高い時には買いを控える。
  • 出来高が少ない銘柄は短期のトレードを避ける。

・・・あれ、なんか同じこと何回も書いてるぞ。

失敗から学べ!

今日記事にまとめてみてハッキリとした。私が株を購入するときに気を付けなければならないことが分かった気がする。

  1. 日経平均が相対的に高値の時(上げ相場がしばらく続いた後など)は、買いを控える。
  2. 上記1番において、急落してきた銘柄を掴まない。
  3. 損切り価格の設定なしに突撃しない。損切り価格は順守する。

現在は・・

現在は、以上のことをだいたい(すべてではないが)守りつつトレードをしているおかげか、結構成績も持ち直してきた。ただ余力がかなり塩漬け株に吸い取られているため、現在は180万円ほどで売ったり買ったりしている(あまり信用取引は行わない)。

なお、唯一の含み益銘柄は8267イオンで、350円の含み益である!

 

おわり

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