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クロスカブ110(JA45)のメーター内の照明球をLEDに交換

バイク

こんにちは、しまちゃんです。

昨日夜に走っていると、メーターの右側だけがやたら暗い(写真は撮り忘れた)。調べてみると、メーター内の電球が切れることは比較的よくあるようなので、交換がてらより長持ちのLEDにしようと思い立ちました。

というわけで今日はクロスカブ110(JA45)のメーター内の電球交換について。

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使用する工具

  • 2番(つまり普通サイズの)ドライバー
  • ラジオペンチ
    ※メーターケーブルの付け外し等にラジオペンチがあった方がやり易いかもしれません。

作業時間

約30分~1時間

作業工程

サービスマニュアルには電球交換自体の方法は記載されていませんが、メーター回りのばらし方については載っているのでそのやり方に従いメーター回りをばらしていきます。

スピードメーターケーブルの取り外し

まずは車体正面のメーター下側から、スピードメーターのケーブルを外します。赤丸で囲んだケーブルナットを左に回して完全に緩めると、ケーブルを引き抜くことができます。手が入りずらいので面倒くさいですが、ラジオペンチなどで回すといいかもしれません。幸いあまりきつく締められてはいなかった。

やっと外れた・・。

ネジやカバーの取り外し


全体的な順番としては、上図の、メーターに対して水平に入っている〔3〕のネジをまず外して〔4〕のカバーを取り、下から上に向かって入っている〔5〕のネジを取り外します。
〔7〕のクリップもメータ―本体を持ち上げる際に引っ掛かるのでラジオペンチなどで挟んで外します。切る必要はなかったです。

照明球を取り換えるためだけであれば、他のネジは取り外す必要なし。

これが〔3〕のネジ。3本ある。

〔3〕のネジ3本を外すとカバーが取れます。

興味本位で中のネジを2本外し、透明なカバーも外してみましたがこれは照明球交換には関係ありません。しかしメーターの針を触れるのは新鮮。

写真中央やや右に見えるのが〔7〕のクリップ。出ている先っちょをラジオペンチで少しつまんで外した。

ここまで終わると、メーター全体を少しだけ持ち上げることができるようになります。

交換球の確認と電球交換


メーターを持ち上げ、車体正面(つまりメーターの裏側)から見ると、上図のようになっています。今回交換するのは黒/白と緑の2本のケーブルでつながれているメータ照明ライトです。

メータ照明ライトは常時点灯のため、他のランプ(ニュートラルなど)よりも消耗が激しいのかも。
最初は分からなかったけど、メータ照明だけであれば交換する球は2個です。今回のように右側だけ暗ければ、右側のランプが切れていることになります。まあしかし今回は2個一緒に交換します。

なぜ7個じゃないの?

作業しながらずっと頭が混乱していたのですが、なぜランプの数は7個じゃないんでしょうか。どう考えても、
・ウィンカー×2
・ニュートラルランプ
・PGM-FI警告灯
・ハイビームインジケータ
・メータ照明ライト×2
で合計7個になるはずなのに。

で、後で調べると、下の図のようにハイビームインジケータは別のシステムになっているようです。それで電球が6個しかない。

無駄に混乱した・・。


メータパネル背面に向かって右側(つまり左側)の電球は、下の方にあるため外しずらい。取り外してキーを回すと、切れていないはずのこの電球もなぜかついたり消えたりする。切れる寸前だったのかも。

ちなみに、取り外しはゴムをメータパネルから引っこ抜くだけです。ソケットから電球を外すにはこれまた電球を引っこ抜くだけ。


今回交換するのはこのPIAA製の、規格はT10。ホームセンターで急遽買ってきた。安い物もありましたが、明確に「二輪はダメ」と書いてあったのでやめにした。2個入って1500円くらい。

ちなみに、明るさはできるだけ暗いものを選びました。都市部ならあまり気にしなくてもいいかもですが、真っ暗な中走る機会があると、目の前に明るすぎる光源があると回りが見づらくなるため。


Amazonにも売ってた。


こんな感じで、中華製激安製品(14個入りで600円台・・)もありますが使用は自己責任でお願いします。不良品が何個か紛れているの覚悟で買うならいいかも。


今回使用するPIAA製品と純正の比較。サイズはまあ多分大丈夫?


最初は、差し込んでイグニッションを回しても点灯しませんでした。逆向きに入れると点灯。どうやら極性があるみたいです。


点いた。ちょっと感動。


右側のメータ照明電球。これは完全にフィラメントが切れていた。今回の犯人。


右側の電球はメーターパネルの上の方(上から2番目)にソケットがついているため、比較的交換はやり易い。


両方とも点いた。ソケットをメーター内に戻して完了。あとは外したネジを元通りに付けていけば終了。


スピードメーターのケーブルナットは指が入りずらく回しずらいため、人差し指だけで回せるところまで回し、あとは最後にラジオペンチで少し回して終了。

実際の見た目


純正がどちらかと言えばオレンジ系の色だったのに対し、LEDは白い。明るさも多少アップ。消費電力は3.4W→0.4Wと8分の1以下に。ただ、左右の電球の位置が対称ではないためか、明るさに多少のムラがある。しかし控えめな明るさと優しい感じの白色のおかげで、純正と言われても何の違和感もない。

これであとは長持ちしてくれれば言うことありません。

参考までに;交換までの
・走行距離:12075km
・期間:約6年

おわり

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