こんばんは、しまちゃんです。
昨日東京市場は大納会を迎え1年の相場が終了したので、今日は私の年間の投資成績を発表したいと思う。
まあこんなマイナス下手クソ投資家(凍死家)の端くれの成績を見ても何のプラスにもならないと思うが、「他人の不幸はメシウマ」とはよく言う(特に投資界隈では)ので年末の酒の肴にでもしてもらえばいいか。
なお私の株式投資での損失が一気に増えた顛末を書いた記事はこちら。
この記事を書いたのは11月初めだが、その頃日経平均はまだ22,000円前後だった。しかしご存じの通りそこからさらに下落したので、私の資産も下落している。
今年後半は積極的な売買は控えていたため、私の東証1部や投信中心の資産の増減は基本的には日経平均と同じようなカーブを描いた。
私のポートフォリオは含み損の銘柄で埋め尽くされているためあまり身動きができず、売買ができなかったためだ。
2018年の日経平均日足
今年1年の日経平均(日足)のおさらい。
さて、今年の日経平均の日足を改めてじっくり見て思うのは、しっかりとした資金管理(損切りと余力の確保)とチャートの基本的な見極めを行っていれば案外勝てたのではないかということ。もちろんこれが後付け理論だというのは承知の上。
25日移動平均線だけをみて勝負
どういうことかと言えば、東証1部の銘柄を中期やスイング主体で勝負するという前提であれば、25日移動平均線(チャート上の赤いライン)を境に、平均線が下向きであれば、株価が平均線を下回り乖離が大きくなった時(チャート上では青丸部分)に「買い」平均線まで戻ってきたら「売り」、平均線が上向きであれば、株価が平均線を上抜く時(チャート上では赤丸部分)に「買い」というやり方だ。
あれ?何かこれ聞いたことがあるぞ。グランビルの法則だ。波乱の1年だったけど、今年の日経平均はまあまあ法則通りに動いているようだ。
しかし当然、現実は意識していてもそんなにうまくいかない。
底を当てる難しさ
例えば私は12月20日(チャート上では青の矢印部分)にコマツを買った。これは、すでにコマツの株価が十分安くなっていると考えたのと、日経平均の移動平均線からの乖離がだいぶ大きくなっていたから。しかしその直後(同じ日の後場)から相場はさらに急落してしまった。
もう少し待って確実に暴落と分かる日(25日)か、反発した26日以降に買えばよかったと後悔している。
空売り(ショート)も考える
なかなか難しいが、空売りも投資手法として今後は積極的に取り入れたいと思う。明らかに10月の初めのようなチャートは一気に上げすぎで、空売りの絶好のチャンスだろう。
2018年投資成績
改めて数字をまとめてみると、この12月に年安を更新している。分かってはいたがひど過ぎる・・・。
額は投資に入れているお金(秘密)からの増減を表している。今年は2月の初旬に最大288万円ほどプラスであった。
なおこの成績には投資信託の損益も入っているが、iDeCoの損益は含まない。
月次 | 損益(投資額比) | 備考 |
---|---|---|
1月 | +2,622,289 | |
2月 | +1,780,245 | |
3月 | +162,916 | |
4月 | -459,679 | マイ転! |
5月 | -460,129 | |
6月 | -581,758 | |
7月 | -559,059 | |
8月 | -507,812 | |
9月 | -744,059 | |
10月 | -2,732,711 | 10月の急落後 |
11月 | -2,354,088 | |
12月 | -4,427,374 | 年安更新! |
こいつが元凶・・
何度か紹介しているが、私が今年ここまで大幅マイナスとなっている寄与度ナンバー1の銘柄は5381サンワテクノスだ。2,400円で3,000株という途方もない数を持ち越してしまい、そのまま売ることもできずにここまでだらだらと下げている。矢印で示した10月初旬の日経上昇時にも、大して上がっていないのが見て取れる。
見事に75日移動平均線で今年はことごとく跳ね返されて、高値を切り下げ安値も切り下げ続けている。もうそのうち株価がゼロになってしまうんではないだろうかと心配になる。
2019年の基本投資方針
来年の投資方針は、まずは今持っている銘柄の処理が第一。相場頼りにはなるが、できるだけ早めに現金化したい。大幅な含み損のまま売る気がないため、正直1年塩漬けも十分あり得る。
余力ができたら、上記のように日経平均と移動平均の位置関係、それと個別株のチャートを見ながら日経平均が適切な位置にある時のみ勝負する。中期やスイングであっても損切りは絶対に厳守する。今考えている損切りラインは3%、我慢しても5%だ。これで行く。この水準に達したら機械的に損切りする。損切りすることにより資産は目減りすることになるが、次の投資にチャレンジできるチャンスをより多く掴むことができるようになる。そうすれば売買回数も増え、相場での経験値もより多く溜めることができる。
来年は、日経の上下に付き合わない主体性のある投資行動を目指したい。トレンドを追従しつつ、下げ過ぎたら買う、上げ過ぎたら売る、という当たり前のことをやっていきたい。その前にはまず余力を確保する必要があるため、早く相場には上昇基調を回復してほしい。
正直、今現在来年はこのままいけば「凍死」しておかなければいけないという可能性も大きいと感じている。
おわり
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