こんばんは、しまちゃんです。
今日は昼頃から、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきた。
1992年からQueenのファンで今でも車では良く曲をかけているくらいなので、この映画の存在を知った時はまったく見る気が起きなかった。プロモーションビデオで見たフレディ・マーキュリー役のラミ・マレックがあまり似ていないのもあるし、多分どうせフィクションだらけなんだろうと思っていたから。
しかし、最近だいぶこの映画が人気があるということを知ると、一気に興味が出てきた。妻に見たいと言われていたこともあって、見る決心をして今日行ってきた。
そこでやってきたのは南風原イオンのサザンプレックス。なお、今日は日差しが強く本当に暑かった。
壁には往年の名画のポスター?が掲げられている。
1年に1~2回ほどしか映画は見に来ないので、かなり久しぶりにここにきた。前回来たのがいつか思い出せない。何年か前来た時は、自分の担当していた生徒がバイトしていた。
ホールは円形になっていて、やはり俳優たちのポスターが。
妻と長男、次男の合計4人で来たので、チケット代(6,500円)、ポップコーン代、コーラ代などで合計はかなりの額となった。映画って高い。
館内では、ひじ掛けにポップコーンやドリンクのトレーをひっかけられるようにできていて便利。12時頃の上演ということもあり、人はまばらだった。
上映を待っていると、係員が回ってきてカードをくれた。外で渡し忘れていたらしい。できれば本物のフレディ・マーキュリーがよかった・・。
ボヘミアン・ラプソディの感想
全体的には微妙
うーん、難しい。正直、素直に「良かった、おもしろかった」とは言えない自分がいる。やはりどうしてもこれまで散々見てきた映像の中のフレディ・マーキュリーと違い過ぎるし、ストーリーもどこまでが本当か、そうでないのかの知識があまりなく、どうしても「なーんかフィクションくせー」という疑念が拭えないままラストまで行ってしまった。
私は、小説にしても映画にしてもノンフィクションが好きなジャンルなのだけど、この映画を見ていても最後までリアルとは完全に思えずに終わってしまった。
では、そんなことは関係なしに初めからフィクションとして、一映画として見ていたら楽しめたのかということを想像してみても、それこそおそらく中途半端でありきたりな、バンドの成り上がりストーリーに過ぎない映画という点で、高く評価しないと思う。
つまり私的にこの映画は、完全にノンフィクションに徹することもできていないし、逆に多少の誇張をいれつつもQueenの走った軌跡を見事に描き出すというところまで行けていないという点において、中途半端、不完全燃焼であった。
この映画のいいところ
でももちろん、すばらしいところもあった。それはやっぱりリアルな音源で構成されたQueenの楽曲で、最後のライブエイドのシーンは本当に感動して、涙が出た。フレディ・マーキュリーの死や破天荒な人生を考えるとき、フレディが書いたボヘミアンラプソディの歌詞 “I don’t wanna die, I sometimes wish I’d never been born at all”. という歌詞やその他の歌の歌詞(後で紹介)には本当に心を動かされるものがある。正直Queenのファンは、ファンであるという理由だけでこの映画は見る価値があると思う。それでもやはり、Queenのリアルな姿はYoutubeなどで本物の映像を見ることができてしまうから、映画にわざわざ主張されずとも、ファン一人ひとりがそれを見て、自分で何かを感じればいいのではないかとも思ってしまう。
映画館で見た映画では、初めてほぼ誰もエンドロールが終わって館内が明るくなるまで席を立たなかった映画だった。
でも、エンドロールの最後の曲は「Show Must Go on」ではなくて別の曲の方がよかったと思う。歌詞を優先して合わせたのだろうけど、もっと明るい曲の方がよかった・・。
ボヘミアン・ラプソディ 65/100
In My Defense
Queen(またはフレディのソロ)の楽曲としてはあまり話題にはならないけど、すごく好きな曲で「In My Defense」という曲がある。1993年にイギリスに行った際に道端で売っていたCDに収録されていた曲なのだけど、今ではこの曲に乗せてフレディやQueenが歩んだ軌跡をミュージックビデオのようにしてみることができる。これがすごくいい。何年か前に初めて見たときには、YouTubeで初めて泣いてしまう動画となった。この歌の歌詞はまさにフレディの人生を語っているようでもあり、余計に泣けてくる。
ただこの動画、私が初めて見たときから色々なバージョンが出回ったり消えたりしている。もしかしたら権利的な問題があるのかもしれない。私が最初に見たバージョンに近いものは、最後(や途中)にフレディのインタビューの言葉が入っていて、彼のすんごい優しそうな話し方や声を聴くことができる。
おわり
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