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ここが変だよ教育現場

雑記

こんばんは、しまちゃんです。

 

今日は天気はあまり良くないのだが、12月とは思えないほど蒸し暑い1日となっている。肌に空気がまとわりついてくる。スーツを着ない私は寒くなると袖なしのベストをワイシャツの上から着ているんだけど、これを12月になって出そうと思っていたのだがあまりに暑いので思い止まった。

先日かつての同僚と上司の方からお誘いを頂き、飲みながら色々と教育現場などの話を聞くことができたので非常に興味深かった。

1人は私の元同僚で現在は公立高校の先生をしている人で、もう1人は私の元上司にあたる方で現在も教育現場でバリバリ働くカッコいいキャリアウーマンである。

かく言う私も現在教育現場(の端っこの方)で働いているので、教育談義に花が咲いたのだった。
この時に聞いた貴重な話と、私が個人的に子どもを公立学校に通わせるにあたり感じている違和感や変だと感じている点が今日のトピック。

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ここが変だよ公教育現場の先生

まずは先生の話から。これから公立学校にいるひどい先生の話をたくさんするが、最初に断っておきたいのは、すばらしい先生ももちろんたくさんいるということ。むしろ沖縄にはすばらしい先生の方が圧倒的に多いと思う。部活の指導や顧問としての活動をほとんど無休・無給でやっている先生も多いし(これも大問題だと思うが)、生徒を家族のように思ってくれている先生がとても多い。自分の子どももこれまで本当に良くしてもらったし、助けてもらったことも多い。

しかし一部でとんでもない教師がガンのように学校に蔓延っている事実もまたある。

授業をしない/できない教師

この話題のソースは前出の現役の高校の先生と、公立高校の生徒と、私個人から。つまり色んなところで聞く話である。ひどいもんだ。

私は高校で働いたことはないのであくまでも憶測に過ぎないが、色々なところで聞く話を総合すると、どうも公立学校の先生は授業をしなくてもクビにならないし給料も出るらしい、ということ。怠けようと思えばいくらでも他の先生に職務を押しつけてサボることができるようだ。間違っていたらごめんなさい。

子どもの学校に実際いた先生

これはどういうことかというと、「病気」とか「精神的な疾患」という理由で学校を長期間にわたり休む教師がいるということ。数年で転勤はするが。うちの子どもの学校に1人いた。

【2018.12.26追記】書き方がひどいと思い直し、訂正します。
あたかも教師が「怠けている」というような印象を与える書き方をしてしまったが、教師の精神疾患や休職は、多くの場合過酷な現場の労働状況に起因するようだ。モンスターペアレンツの増加や、部活や事務処理など負担の増加で現場の教師も多くは疲弊しているという。特に真面目な先生ほど影響を受けやすいのだろう。このような状況は教師云々以前に、改善されるべきだ。正直、私には土日に無給無休で部活動の顧問をすることなど考えられない。それこそブラックな職場ではないのか。

 

公立高校の先生から聞いた話

また、これはこの現役の先生から聞いた話だが、「出張」というよく分からない名目であまり学校に顔を出さない教師がいるとのこと。もちろんそんなにしょっちゅう「出張」があるわけもない。授業はどうしているのかといえば、生徒に大量の「写本」をさせているとのことだった。ノートに教科書などを写すだけ。それも大量に。また、社会科などビデオ教材が豊富な教科はそれをひたすら見せて授業を行わなかったり。

校務の担当も必然的に「やらない」「できない」先生には回らず、できる、やる気のある先生に負担が行くことになるらしい。

公立高校の生徒から直接聴く話

私の知っている生徒から直接聞く話もある。例えば、授業で間違ったことを平気で教え、「ごめんねー」で済ませたり、範囲を教え終わらないために授業をすっ飛ばすくせに定期テストにはしっかりと範囲にねじ込んでくる教師など。または、生徒からの質問に全く答えることができない教師(別の生徒に聞いた方がよくわかる)など、枚挙に暇がない。

なお、私が生徒からよく聞くこの「定期テスト」もひどいもんで、私の担当は英語なのだが、よくある英語の定期テストは教科書の丸暗記だ。こんな「作業」に意味があるとはまったく思えない。大学受験にもクソ程の役にも立たないし、もちろん英語が上達するはずもない。こいつらはやる気があるのだろうか。

給食は死んでも食え

これは私の二男が小学2年生頃の担任だった若くてかわいい女の先生の話。父兄の前では大人しいが、子どもが非常に恐怖におののいていたので事情を聴いた。

よくある話として、給食が食べられない生徒を食べられるまで残して無理に食べさせるなどは聞いたことはあったが、この女は生徒が食べられない給食をビニール袋に味噌汁やら固形物をすべて一緒くたに詰め込んで、食べられない生徒の口元に押し付けて、「食え!」と叫んでいるとのことだった。もう狂っているとしか思えない。この女教師は数年後別の教師と結婚して転勤していった。

ナイフを学校に持ってきたストーカーに・・

詳しい内容は伏せるが、あるとても優しい、良い先生がいた。この先生、被害者とトラブルを引き起こしているあるストーカーの生徒が煮詰まった挙句学校にナイフを持ってきたことがあったのだけど、この生徒が相手とトラブルを起こしていて被害者が被害を訴えていることを知っていながら、そのまま家に帰したのだ。お咎めなし。いや、警察呼べよ。人良すぎだろ。

三大高すぎ案件

私が個人的に公立学校において「いくらなんでも高すぎではないのか」と思う案件が3つある。

  1. 教科書などの指定図書
  2. 制服や体操着
  3. 修学旅行

この3つ。他県を含む読者の方に是非意見を聞いてみたいのだが、いかがだろうか。具体的に金額が分かれば追記するが、とにかくこの3つは高い。

教科書が高い(しかも大量)

教科書などは大量に1年の初めに買わされて、使わないものもあるようだ。数万円もするのに。そして、なぜか中古品も出回っていない。私がアメリカの大学にいた時は、大学内に設置されている店で中古の教科書を買うことができたが、こういうシステムは皆無のようだ。

親は教科書であれば何の躊躇もなくお金を支払うが、これは疑問に思った方がいいのではないか。本当にその教科書使うのか。親の子どもに教育にかけたい気持ちを搾取している奴らがいる。

制服や体操着が高い

これは学ランなどはお古でもいいらしいので、教科書よりかはマシな問題かもしれない。しかし体操着はなぜあんなに高級なものである必要があるのだろうか。ゆうに10年以上は使用できるようなしっかりとした生地とつくりだ。もっと安物でもいいのではないだろうか。

修学旅行が高い

これ、業者と癒着してないですかね?正直ひどいと思う。高すぎる。

だいたい修学旅行に行く時期はオフシーズンど真ん中だ。真冬の平日スタートとか。それに加え学校の修学旅行なので数百名が一気に飛行機に乗り、宿を取ることになる。どんな素人が考えたって、団体割引が相当効く旅行のはずだ。それが下手したら1人旅よりも高かったりする。ありえない。割引交渉とかしないのだろうか。そして、宿泊先も非常に学生を舐めているところが多いらしく、詳細は忘れたが息子の修学旅行ではある夜、ありえないほど不味いメシを出されたらしい。何を食っても「うまい」と言う食欲旺盛の子どもが「まずい」というのは相当だ。

親としては、子どもに友達のみんなと楽しい思い出を作って欲しい。そんな思いから多少高くても仕方なく支払う。そんな思いを踏みにじる奴らがいて、親を毎年カモにしている。これは非常に悪どいことだと私は思う。学校の教師(や学校)もそれに加担しているという誹り(そしり)は免れない。

 

とまあ、いろいろと愚痴っぽくなってしまったな。解決策を提示するわけでもなく、具体的な証拠もない救いのない話だが、おじさんの公教育に公私で携わったことのある人間からの感想だ。

 

おわり

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