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愛車 Vitus Substance Tiagra の紹介

自転車

こんばんは、しまちゃんです。

 

私の趣味の一つに「自転車」がある。今日は、最近はるばるイギリスから送られてきた自分の愛車であるVitus Substanceを紹介したい。

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Vitus Substance (Tiagra)

私と自転車について

私はこれまでロードバイクに乗っており、レースにも参加していた。昨年のツールドおきなわにも参加している。しかし最近は、投資活動の本格化に伴い段々とロードバイクから足が遠のいてしまった。社会の競争からは脱落しているのに、常に他人と競って速く走らないといけない気分になるよう急かされるロードの世界に疲れてしまったこともある。

練習を重ねれば自分でもハッキリとわかるくらい体力が増え強くなりそれが非常に嬉しい一方、速くなればなるほど自分よりも速い人がつねにおり、さらにその先には年齢を問わず信じられないくらいの化け物が存在するのがアマチュアロードレースの世界だ。よほど自分に厳しいか、自分と他人を比べないで済む精神力のある人、またはもともとの体力お化けでないとロードレースの世界に身を置き続けるのは難しいのかもしれない。ロードを続けている人に社会的に成功している人(社長やパイロット、医者の方が回りにいた)が多いのも頷ける。

そういえばこの日曜日のツールドおきなわのためにすでに来沖している高岡亮寛さん(210kmの部を連覇中)も、ゴールドマンサックスのエリートだ。笑ってしまうくらい何一つ勝てる要素がない。

それでも自転車が好きだ。自分の力でより遠い目的地までより早い時間で到達できた時の達成感と、それと同時に得られる運動することによる一種の快感は相乗効果となって麻薬みたいにハイにしてくれる。(麻薬やったことないけど。)

そんなわけで、私は数か月前ロードバイク(Giant TCR Advanced 2)をメルカリにて売却し、その資金でVitus Substance を購入した。

なぜVitus Substanceにしたか

私が今回の自転車を購入するにあたり重視したポイントは以下の通り。別にこのバイクである必要もなかったが、偶然安く手に入った。

自転車での旅を想定していたので、堅牢でラックや泥除けを取り付けることができるダボ穴があることは必須条件だった。ロードバイクと違い重量は二の次。

「グラベルロード」というジャンルに興味があった

ロードバイクの見た目なのに太いタイヤを履き、荒れた路面も走ることができるグラベルロードに興味があった。これはまさに理想の旅バイクになるのではないかと。シクロクロスも良かったが、競技色が強いためパスした。太いタイヤを履くことにより、周りのロード乗りの人に私に戦意がないことを示す目的もある。「お先にどうぞどうぞ」の精神だ。

クロモリであること

これまでアルミ、カーボンと乗ってきたので、次はクロモリフレームのバイクに乗ってみたかった。旅バイクといえばクロモリと安易に考えたのもある。

その辺をフラフラ走っても気を使わない

高いロードバイクだと気楽にその辺に駐輪するのも憚られるが、安いため旅でなくとも気軽に色々なところに乗っていけると考えた。いわゆる高級ママチャリ的な使い方として。

安いこと

このバイクはWiggleのセールで71,499円だった。私の寂しい懐事情を考えるとあまり高い自転車は買えない。その点これはこのクラスのバイクとしては格安だ。TCRを売ったお金で他にペダルやSPDシューズを買ってもお釣りが来た。

ディスクブレーキであること

最近ロードバイク界においてブレーキのディスク化が進んでいる。自分も旅バイクとディスクブレーキの相性を考え、以前は否定的な考え方だったがメリットも多いのではないかと考え直しディスクを使ってみようと思った。

 

それでは、さっさとイギリスから海を渡りやってきたマイチャリを見てみよう。

Specifications

Wiggleにて\71,499で購入。

Substance Tiagra S/52cm ★印はフレームサイズにより異なる部品。

Frame 4130 double butted cro-moly QR, 135mm×9mm
Forks 4130 Cro-moly double butted QR, 100mm×9mm
Chainset FSA Omega Adventure MegaExo 48×32t, 170mm
Bottom Bracket FSA Threaded BSA
Shifters Shimano Tiagra 2×10 speed
Front Derailleur Shimano Tiagra 2×Band on
Rear Derailleur Shimano Tiagra 10 speed GS cage
Cassette shimano HG500 10 speed 10 speed 11-32t
Chain KMC HG-53
Rims WTB STP i23 700c 32h disc only
Front Hub Joytech Sealed bearing, 32h
Rear Hub Joytech Sealed bearing, 32h
Spokes Double butted
Tyres WTB Riddler 700×37c, Tan Wall
Front Brake TRP Spyre 160mm
Rear Brake TRP Spyre 160mm
Handlebars Vitus alloy gravel 420mm
Stem Vitus alloy 90mm
Headset VP intergrated 1 1/8
Saddle Vitus
Seatpost Vitus alloy 27.2mm
Seatclamp Vitus alloy 30.0mm
Weight 12.63kg / 27.8lb

メーカーサイト上のバイク説明

SUBSTANCE – ADVENTURE, A NEW WAY TO RIDE

Whether you’re looking for adventure, expanding your riding possibilities, or just want to take the most direct route to work, the Vitus Substance has you covered. The Substance is the bike that will go anywhere you point it, on whatever road surface you choose.

Substance – 冒険、新しいライドの道

冒険がしたいとき、ライドの可能性を広げたいとき、もしくは仕事に一番の近道で行きたいときも。Vitus Substanceはあなたのすべての要望に応えます。Substanceはあなたが行きたい場所どこにでも、あなたが選ぶどんな路面を通ってでも行くことができます。

Choose from the V1 with its 700c wheels, 37c tyres, direct mount brakes and Hi-Ten steel fork or V2 with 650b wheels, 47c tyres, flat mount brakes, tapered steer tube and full carbon fork.

700cのホイールと37cのタイヤ、ダイレクトマウントのブレーキとハイテンスチールフォークを装備するV1か、650bホイール、47cタイヤ、フラットマウントブレーキ、テーパードステアチューブとフルカーボンフォークを持つV2から選ぶことができます。

With both bikes capable of running either 700c and 650b wheels & tyres, the possibilities are endless. The Substance offers a new way to ride.

両バイクとも700cと650bどちらのホイール&タイヤも履けるので、可能性は無限大。Substanceは新たなライドを提供します。

With 4130 chromoly tubing the Substance is born tough. With mounts for racks and mud guards its also born capable of the biggest bike packing adventures.

4130クロモリチューブを持つSubstanceはタフに生まれました。キャリアや泥除け用のマウントを備え、壮大なバイクパッキングの冒険も生まれついて可能なのです。

Key Features

  • 4130 Chromoly frame
  • Steel fork
  • 700c wheels, 37c tyres
  • Massive tyre clearance
  • Disc brakes
  • Flared drop bars for off road control
  • Full rack and guard mounts

各部の特徴

全体像

まずは全体像から。写真は拡大できるようにした。

52サイズを購入した。これは一番小さいものから2つ目のサイズ。私の低身長短足だと大体一番小さなサイズとなるが、なぜか適正サイズはそうではなかった。トップチューブがホリゾンタル(水平)に近いデザインのためシートチューブも必然的に上の方になり、初めてサドルの高さを合わせようと思ったらシートポストがみるみる埋まってしまい、ものすごく焦った。シューズを履いて合わせたら、なんとか少しシートポストが出る高さとなってくれた。

前後ディスクブレーキ

TRP Spyreというものがついている。なんでも両側からディスクを挟むので良い物らしい。バイク(オートバイ)と違い、油圧ではなくケーブルで動作する。このディスクブレーキ、今のところリムブレーキと比べ、信じられないくらい効かない。感覚的にはリムブレーキの雨の日かそれ以上効かない印象。まだ全然距離を乗っていないため、パッドが慣れていないのかもしれない。

タイヤ・リム

700×37Cの太いタイヤを履いている。また、リムもWTBといういいところのメーカーのものらしい。(よく知らない。)今後交換の際にはもう少し細めの物にするかもしれない。32Cとか。結局のところ、荒れた不整地を走る機会はあまり多くないだろう。

なおチューブは仏式となっている。

フロントディレーラー、リヤディレーラー、シフター

安心のシマノ製。私は自転車部品においてはシマノに全幅の信頼を寄せている。このバイクではレースに出ることはないので、105やアルテグラグレードのコンポは必要ない。しかし必要最低限の仕事をしてもらう必要はあるので、この辺のコンポがシマノであるのは嬉しい。

ダボ穴

ラックや泥除けを取り付けることのできるネジ穴はこのバイクの目的を考えれば必須条件だった。

リアにもあるが、とって付けたようで強度はなさそう。

フロントフォークには各1箇所ずつ付いていた。

 

ハンドル、ケーブル回し

コンベンショナルなロードバイクと同じように、ハンドル周りのケーブルはハンドルに沿ってバーテープの中に埋め込まれている。このため、ランドナーなどと異なりハンドルにバッグを取り付けるには少し制約がある。ハンドルの形はハの字型。これは持ちやすくていい。

また、このバイクは車体周りのすべてのケーブルがダウンチューブ下を通っておりおもしろい。なおケーブルはすべてタイラップにて固定されていた。個人的にはトップチューブ周りにケーブルがないのは嬉しい。

サドル

なんの変哲もないサドル。中央部分が少しへこんでおり、尿道を圧迫しない設計となっている。素材はしっとりとしたスムーズな肌触りで、非常に気持ちいい。(乗ってる分には関係ないが。)

ペダル、チェーンリング

ペダルはシマノのA530を購入。これは片面がSPD、片面がフラットペダルとして使用できるので自転車旅行にもママチャリ用途にも使えると考えた。クランクはFSA。歯数は48×32t。ロードのコンパクトクランクよりもさらに小さなチェーンリング。荷物を積んだ状態での登りも何とかなりそう。しかしこのチェーンリングはこのバイク唯一の不安点。初めて買ったロードバイクのチェーンリングがFSAで、変速性能の悪さに辟易していたのだけど、アルテグラのクランクに変更するとスパスパ変速が決まるようになり感動したのだった。今後、もし性能が悪いようであればシマノに換装するかもしれない。

 

さて、買ったはいいが全然乗ることができていないこのバイク。今後どんどん乗り回して、旅にも使用してみたい。ちゃんと乗った後にもインプレ記事を書くことにしよう。まずは近場の離島にでも行ってみようか。

 

おわり

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