バイクのニュースを見ている方ならご存じかもしれませんが、セロー250のファイナルエディション発売が決まりました。
「ファイナルエディション」と言うからには、少なくともセロー250の販売はこの最後のバージョンをもって終了となります。
セロー250を12年程乗っていた元オーナーとしては寂しい限りですし、最近購入した人(うちの兄も購入してたなぁ)にとっても、でかいキャニスターをわざわざ装着してまで排ガス規制に適合させてきたのにこんなに早く販売が終了となるなんて寝耳に水どころか、裏切られた気分になるのではないでしょうか。
いやあ、本当にいいバイクでしたね。セロー250。そんな声があちこちで聞こえてきますし、自分が所有していても本当にそう思いました。適度なパワー、取り回しの良さ(またこれが日々の使い勝手の良さに貢献するんだよなぁ)、燃費(私のは最悪でしたが)、丈夫さ(私のは最後は電装品故障に悩まされました)、整備のしやすさやいじり易さ。老若男女誰にでも自身を持っておススメできるバイクでした。私に整備の基礎を教えてくれたバイクでもあります。
・・・しかし結局は売れなかったんだと思います。メーカーもボランティアではなく、商売としてやっているからには売れる商品づくりをしないとならないし、自分がもしヤマハの株主だったら売れないバイクづくりはやはりやめてほしいと思うでしょう。
ただ一定の需要は必ずあるジャンルだし、近年のキャンプやアウトドアブームからしてこのセグメントをヤマハが放置するとは考えられないんですよね。すると、「次は何か」ということが非常に気になります。
次のセロー、セローの次
ここからは一バイク乗りとして、勝手に「次なるセロー」を妄想したいと思います。
エンジンは水冷250cc単気筒
排ガス規制やパワーなどの要請から、次期モデルは水冷単気筒になるのではないかと思っています。要は、ホンダのCRF250Lなどのモデルと真っ向勝負です。ただしここはヤマハの色を出して、セローよりもスポーティーだけどCRFよりは扱い易いモデルとするのではないでしょうか。もし空冷のままであれば、インドのFZ25のブルーコアエンジンを改良して載せてくるのかもしれません。
海外生産で、グローバル戦略モデルとする
まあどこでも同じですが、海外で生産し海外でも売る事でコストを下げてくるでしょう。品質が心配ですが。
複数モデル展開?
オフ車ベースモデルを基本に、ストリート仕様(現在のトリッカー的位置づけ)、ツーリング仕様(ツーリングセローやCRF Rally的位置づけ)など複数の展開を図ると思います。
いずれにせよ、「セロー」という名はもう使わないのではないでしょうか。
ありがとう、セロー!
あまり距離はたくさん乗ってやれませんでしたが、色々なところにセローと行きました。これは伊江島の飛行場跡地。息子とキャンプした時の写真です。
渡嘉敷島も1度セローで行きました。クロスカブみたいに、内地にも連れて行ってやりたかった。
整備も散々したっけなぁ。
今年の3月に(再び)動かなくなった時、坂の下から押し上げなくてはならなくなったこともあり嫌気が指して半ば投げやりになって売り飛ばしてしまったセローですが、今思えばもっと原因を追究してやり(多分レギュレータだと思うんだよなぁ)、徹底的に付き合ってやればよかったと後悔しています。そうすればあと10年は行けたかもしれません。
次がいつ発売になるか分かりませんが、次にYamahaのモデルを買うかは微妙です。クロスカブがありますが、このクロスカブは最高に乗り易いので次は買い足しになる可能性大ではあるのですが、今気になっているのはHonda CRF250Lです。または頑張ってSuzuki Vstrom650 。排気量としては、取り回しなどを考えればこの辺が限界でしょうか。
まあ気が変わり易いのでまた自転車に乗り出すかもしれません。
おわり
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