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那覇で免許の更新に行った/アメリカの免許・オーストラリアの免許の紹介

雑記

こんばんは、しまちゃんです。

 

昨日はバイクの安全についての記事の更新を慌てて行い、中途半端な記事となってしまった。まったく完成していないので今後も少しずつ付け足していくとしよう。

今日はちょっと早起きして、運転免許の更新に行ってきた。体調、天気双方ともにやっと免許更新日和となってくれた。

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免許更新に必要なもの

先日、はがきで免許更新の連絡が送られてきていた。

  1. 運転免許証
  2. 手数料
  3. はがき(使用しなかった気がする)


私は尾灯等不良の違反でゴールドから青色に免許が格下げとなり、今回からは「一般運転者講習」となってしまった。更新期間はなぜか変わらず5年のまま。

申請手数料:合計3,300円

私はもちろん豊見城の運転免許センターに行く。

豊見城の運転免許センターでは、平日は一般運転者の講習は午前中は9時45分からとある。
講習前には申請手続きがあります。混雑状況によっては1時間程度の時間を要する場合があります。時間にゆとりをもってお越しください。
ということは、私の場合8時45分には着いていたほうがいいということか。

寝坊する

まあ予想はしてたが、やはり寝坊した。家を出たのが9時くらいとなってしまった。これは急がなければ。

9時を過ぎていたとは言え、まだまだ交通量は多かった。
豊見城へは、以前自転車で行ったメイクマン(ホームセンター)までは高速の無料区間を利用して行くことができるため非常に快適。


9時過ぎに到着。しかしこの施設、巨大で立派だ。中も白基調で小奇麗で広く、流れ作業で職員がまるで工場のように人を捌いていた。今日ほどの客数では、職員は広さを持て余しているようでもあった。週末はもっと混み合うのかもしれない。

こういう場所で働くってどんな感じなんだろう、と想像しながら列に並んだり次の列を指示されたりする。ちょっと無機質な感じのする職場なんだろうか。職員の顔にあまり生気はなかった(気がする)。

ちなみに、内部で写真を撮ろうと思ったら「撮影禁止」の張り紙を見てやめた。

最初の関門:機械に免許を突っ込む


最初に機械に既存の免許を突っ込んで、免許のコピーが自動で取られてそのまま申請用紙と一体となって出てくるという手の込んだマシンが職員と共に待ち構えていた。このシステムと機械はいったいいくらするんだろうか。専用マシンで他に転用はできなさそうだし。

その同じ機械で、暗証番号を2つ決めるという手順があった。私は2つ同じ番号にした。

手数料を払う


列に並び、素直に3,300円を払う。この後に視力検査を行ったり、顔写真を撮ったりした。

この一連の流れに要した時間は、たった10分ほどだった。しかしこれは平日での時間なので、週末は1時間近くかかるのかもしれない。

一般運転者講習

9時45分からの一般運転者講習に参加した。私は職業がら、どうしても講師の立場から講習をみてしまう。

安全運転自己診断


「安全運転自己診断」という適正テストのようなものをして講習が始まるまでの時間をつぶした。私はあまり良いドライバーではないようだ。(これは回収されず)

気になる(議論がありそうな)質問事項

  • 流れにのっていれば、制限速度どおりに走る必要はない→YES
  • 隠れて行う取締りには腹が立つ→YES
  • 一時停止規制の交差点、完全に止まらず通過することがある→YES
  • カーナビや地図を見ながら運転することがある→YES
  • ほかに交通手段があっても、つい車で出かけてしまう→YES(おい、沖縄県民!)
  • 交差点では長く待たなくてすむように、いつもすばやく右折する→YES(というか、しっかり安全確認さえすれば、さっさと行った方がいいだろう。たまに非常に短い右矢印信号が青になっても一向に(数秒)行かない車がある。その方が問題だと思う。)

恐らくこれらは、YESにするとマイナスポイントとなる質問。私はすべてYESだ。みなさんはどうだろうか。

一時停止

一時停止の質問は、必ずしも一時停止線が交差点の適切な位置にマークされていない場合があるということを私は言いたいのだ。そんな交差点の手前で止まってどうするの?みたいな位置に停止線が引かれていたりする(そしてそこでは誰も止まらない)。もちろん、こちらが一時停止の交差点では侵入する際に最上級の注意を払って進行する。これは常識だ。※私は相手側が一時停止であっても、同じくらいの道幅の道路であれば念のため徐行に近いくらいスピードを落として交差点に進入している。

交差点は「さっさと」通り過ぎる

またこれは沖縄に来てから気になるようになったのだが、交差点で信号が青になった時の信号待ちの車の反応が悪すぎる。全速力で行けとはもちろん言わないが、かなりの割合の車(先頭車だけではなく後続車も)青になってからなぜか数秒待っていたりする。単に信号を見ていないだけなのか、スマホの影響なのかは分からない。私はこれは渋滞を引き起こしている大きな要因の一つになっているのではないかと思っている。

一般運転者講習

良い感じのおじさんによる運転者講習を受ける。一番印象に残っている話は、干支の亥年は海外では豚年となっている、という話だった。


その他興味深かった情報では、沖縄は人口10万人当たりの死者数が全国平均より多いということ。


ただ、自動車10万台当たりの事故率では全国よりも低いらしい。


沖縄県で一番多い車種はやはりというか、軽自動車だ。東京なんかでは違うのかもしれない。そう言えば、久しぶりに東京に帰省すると(私は東京出身)、高級車の多さに度肝を抜かれる。

ビデオ(ドラマ)を見る

最後はドラマを見て終わった。

内容は、河合我聞似の主人公が子どもに「悪いことをしたら謝るんだぞ」ということを諭す場面からスタートする。

しかし河合我聞は妻の実家に車で行く途中に、いつもは停まる一時停止を停まらずに、横から来た原付バイクと衝突。相手は即死。

ちょっとこれは突っ込みどころ満載の事故だった。ほんの20km~30km/h程度しか出ていないような住宅街の路地で、即死はないだろう。私は同じくらいのスピードで自転車に乗っていて撥ねられたが、半月板が損傷しただけだった。

また、いつもはしっかりと一時停止している場所で、同じ人が完全に一時停止を無視することは考えづらかった。

まあいずれにせよ、河合我聞は逮捕される。妻も精神的に参ってしまったり、関係もぎくしゃくしだす。自分の子どもにはサッカーボールをぶつけられ、「ぼくはもう謝らない!」などと悪態をつかれる。

被害者の奥さんにも最初は謝罪を受け入れてもらえず帰されるばかりであったが、そのうち諦めたのか挨拶を許される(それ以前には被害者の子どもに香典を投げ付けられるなどのドラマがある)。

しかしこの被害者の奥さんも将来への精神的プレッシャーから入院してしまい、長男は施設へ、妹は奥さんの姉にと別々に引き取られることとなり、とうとう一家は離散してしまった。

最後には懲役(禁固?)2年が言い渡され、奥さんとも離婚することが示唆され、仕事もやめざるを得なくなる。

というストーリーだった。

感想:

個人的にはもっとリアリティが欲しかった。このドラマも十分悲惨ではあるものの、本当の交通事故の悲惨さをもっとえぐいくらいに描き出して、人間の醜さとか儚さのドラマをリアルに見せてほしかった。本当にあった事故をモデルにして。再現ドラマ仕立てで行うほうがいい。そのほうが視聴者である我々ドライバーに対してのより効果的な警告となるのではないか。

めでたく免許発行

最後に同じ部屋に別の職員が入室してきて、更新済みの免許証が配布された。なお、古いものが欲しい場合、その場で穴をあけてもらい、もらうことができる(私はもらった)。

退出&交通安全協力費1000円

退出するとドアの目の前に交通安全協力費を回収するスタッフが陣取っていた。スタッフからの、支払いが強制であると誤認させるような言動は特にはなかった。

任意の交通安全協力費ではあるが、私はもちろん払わない。ただ、協会が最近10月より色々な店と提携を始め、この費用を払って会員になると様々な店舗(ガソリンスタンドやラーメン屋)で割引が可能となるとのこと。私はちょっと心を動かされた。

もらった冊子など

わかる 身につく 交通教本


捨てようと思ったが、この写真を見て思いとどまった。ダッシュボードに入れておくか。標識などや交通犯罪に遭った方の手記、心肺蘇生の方法や災害時の対応など、意外と役に立つ情報も多そうだ。

交通犯罪に遭った方の手記

交通犯罪に遭って五年 東京都 上原順一郎

娘、明香(さやか)の命が、奪われて5年が過ぎようとしている。平成17年11月1日、午後9時37分、成城学園前駅から、自転車で帰宅途中、後ろから来た酔っぱらい運転、ノーブレーキの車に、追突され、ボンネットにはね上げられ、首の骨を折り、即死。犯人は60メートル走り、やっと停止。エアバッグが開いて助かった。しかも、娘がうずくまっているにもかかわらず、救命措置をするでもなく、救急車を呼ぶでもなく、のうのうと煙草を吸っていた。他人に注意されるまで気づかず。パトカーに乗せられても両手でVサインするだけ。とても、血の通った人間のすることではない。上2人男の子、やっと生まれた女の子。こんな事をされるために育てたのではない。病院の霊安室で対面した時、顔の右半分は包帯でぐるぐる巻き、左半分は血だらけ。余りのショックで声もでなかった。
妻は待合室で腰が抜けて、立ち上がれず。
娘も、あれがしたい、これがしたい希望があったろうに。何も叶えられないまま、旅立ってしまった。無念であったろう。
裁判中も、一言も謝らず、涙も流さず、頭を下げる様子もない。自分さえ、良ければという様子。加害者は好きなことが言えるが、被害者は何もいえない。娘を殺しておいて懲役5年とは短すぎる。一生刑務所から出て来られないようにしてほしい。
殺した人数、殺し方、そんなの関係ない。今の交通犯罪の罰し方は甘すぎる。
最初は、業務上過失致死で起訴されたが、危険運転致死で再起訴された。
娘は交通ルールを守っていたにもかかわわらず殺された。
今の社会はまちがっている。保護されるのは、被害者の方。今の社会は保護されているのは、加害者の方。事件が起きると生い立ち、家庭環境が論じられるが、被害者はかやの外。精神鑑定をして、クロと認められれば、罪に問えない。
人を殺しても、運転免許を再挑戦すれば、取得することができる。こんな社会、どう考えてもおかしい。
行政であれこれ施行しても、良くならない。上から目線で、考えていても解決しない。
明日は、我が身と考えてほしい。
かわいそう、かわいそうでは何も解決しない。仏作って魂入れずではいけない。

この手記に出てくる加害者は時期的にはもう出所しているのだろう。車も再び運転しているのだろうか。

安全のしおり


沖縄県専用。上に紹介した統計情報がメイン。特に必要ないので捨てる。

日本臓器移植ネットワークからのパンフ


臓器提供意思表示の記入方法などが載っている。

免許更新時等における非優良運転者の審査請求等について


特に不服はない(審査請求の面倒臭さに不服を持つことになるだろう)。

海外の運転免許など

私は海外にいる間も免許を取得したので、いい機会なので紹介しよう。

アメリカ(イリノイ州)の運転免許


べつに顔が黒いわけではない。これはアメリカの大学に在学中に取得したもの。アメリカは飲酒の年齢制限が厳しいため、右側に大きく「21歳未満」の表示がある。私も若かった。住所は当時の大学のもの。裏には臓器提供の意思表示を書き込むことができるようになっている。

自前のラミネータで作れそうなクオリティだ。

免許取得は知り合いの日本人の車で免許センターに赴き、その車で試験官を隣に乗せ、その辺をグルグル回って終わり。5ドルくらいで取れた。筆記試験があったかどうかは思い出せない。1回落ちた気がする。

私はさらにアメリカで国際免許を取得し、帰国してからしばらくはその国際免許で国内で運転していた。日本の免許は取り直したが。

オーストラリア(ビクトリア州)の運転免許


これは高校の時に取ったもの。”Learner Permit”となっていて、日本でいう仮免許みたいなもの。ただし、隣に誰か乗せなければいけないかどうかは忘れた。16か17で取った。筆記試験があったのは覚えているが、運転の試験があったかどうかは逆に思い出せない。住所は高校の住所(寮生だった)。

おまけ:Social Security Card (社会保障カード:アメリカ)


全然社会保障してくれなさそうなアメリカの社会保障カード。日本で言うところのマイナンバー(個人番号)カード。

その辺のラーメン屋のスタンプカードの方がもっとマシなカードを配っている。切り取り線付きのペラペラの紙だ。もしかしたら留学生ビザだったのでこんなカードだったのかもしれない。

なお、アメリカではしょっちゅう社会保障番号を言わされる機会があり、カードに書かれたこの番号は今でも覚えている。

 

おわり

 

 

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