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英検1級を受験することにした

英語

こんにちは、しまちゃんです。

またまた突然ですが、英検1級を受験することに決めました。今年の第1回(5月30日実施)で受験予定。受験料が非常に高かったけど(12,600円もした)、すでに申し込み済み。もう後には戻れない。第二種電気工事士の試験のように延期もないだろうし。

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はじめに

よくよく考えてみると、自分は仕事でも英語を使うし、わざわざ好き好んで(つまり趣味でも)英語の小説を読んだりアメドラや海外Youtuberの動画をそのまま視聴したりしているのに、特に検定や資格には一切興味はなかった。もう就職で使うわけでもないし、誰に対しても英語力を証明する必要が特にない。

しかし今年第二種電気工事士の試験に合格すると、資格取得はそのプロセス自体が結構楽しいことに気が付きました。

また、仕事ではまれに生徒でも英検1級を取得する子がいて、やっぱりちょっと負けられないなと。ビジネス的には正直微妙な試験ですが、自分は学生に教える立場にいるので、学生に人気の試験はやはりちゃんと知っておくべきだと感じていました。

英検

英検という試験は、準1級と1級以外は問題も数多く見てきたけど、非常に画一的な試験です。いつ受験しても難易度や単語の範囲、二次試験(面接)のパターン化された内容など、まるでどこで食べても味が均一なマックのハンバーガーセットのよう。

そう言った意味では非常に良くできた試験で、自分の英語力を試すには安心して受験できる試験。作問のレベルが非常に高い。しかし同時に、スーパーに並ぶ食パンのごとく極めて画一的に作らなければならないという理由から、問題の選択肢が分かり易い(答えを見つけやすい)。正解でない選択肢は、明らかにまったく本文とは違うことを言っている。この辺は大学入試共通テストもまったく同じ。試験のためだけの長文を、どこかの国の大学教授とかが(恐らく)アルバイトとして、語彙や語数、難易度などを注意深く調整しつつ書いているのだろう。社会に出回っている英文を問題文として(ほぼ)そのまま利用している国公立大学の二次試験や私立大学の一般試験とは対極にある。受験生のためにしっかりと角が切り落とされ不純物は取り除かれ、パッケージ化されて毎年3回納品されている、そんなイメージの試験です。

このような型にはまった内容ゆえ、級ごとの難易度はどちらかと言えば長文の文字数と、単に語彙の難解さで調整しているところがあって、ちょっと退屈な試験とも言える。また例えば英検2級に合格した人であれば少しでも英語でコミュニケーションが取れるかと言えば、かなり怪しい。二次試験では試験官は質問に返答してはいけない決まりなので、「コミュニケーション」とは程遠い。「スピーチ力」は試されるかもしれないが。

そんなわけで、近年大学入試共通テストの成績として英検の利用が取りざたされた際、いわゆる「スピーキング」力も含めた英語の総合的な運用能力を今後学生に身に付けさせたいという国側の意図が透けて見えたわけですが、それが英検で実現できるのかはかなり疑問です。(一方的に)喋れるだけでどうするの?っていう。英検はつまり、相互の発話からなるコミュニケーション力を計れるテストではないわけです(そんなテストないかもしれないけど)。

過去問にチャレンジしてみた!

英語はほとんど「勉強」しない私ですが、さすがに試験なので勉強を始めました。手始めに過去問を解いてみます。ちゃんとやるのは初めて。

単語問題(1)~(25)

英検1級の最初は、いわゆる「単語問題」です。25問あります。単語が分かれば解ける。私はここが苦手。ある2回分の過去問の結果は、、

単語問題得点率
1回目 19/25=76%
2回目 17/25=68%

でした。結構、というか選択肢の単語がほとんどすべて分からない問題も存在する中で、なぜか正解できる問題が(自分的には)多く感じる。頭の奥底にある「これ違うんじゃないか(または「これじゃないか」)」というほとんど「勘」の領域が、結構いい仕事をしてくれている。恐らく過去に見たことがあったり調べたことがあった単語が、うっすらと残っているおかげ。

長文問題(26)~(41)

2回分行い、

長文問題得点率
1回目 16/16=100%
2回目 15/16=93.8%

英検の長文は先に述べたように、比較的答えがハッキリしている問題が多く、選択肢が選びやすい。それでもさすがに1級は難しい問題が多い。かなり悩む選択肢もありました。正直、答え合わせしてみるまで当たっているか微妙な問題も多かったです。

2回目の過去問では時間を計って行い、時間配分の参考にした。そのせいかかなり苦戦して、1問間違えた(しかし難しく感じたところは全問正解だった)。感覚的には、難関系の国公立大学の問題よりはだいぶ難易度は低い感じ。


2回目の過去問の長文にかかった時間。53分。相当迷って2度読み3度読みした箇所があったので、もう少し短縮したい。

この時間から、大まかに以下の通り時間配分を考えています。

1.単語(1)~(25)10分
2.長文(26)~(41)50分
3.Writing 40分

合計100分

Writingはまだ手を付けていないので内容、かかる時間共にまったく不明。

リーディングのみの合計得点率

合計得点率
1回目:35/41=85%
2回目:32/41=78%

という結果。できれば得意の長文の配点が高ければ助かる・・。

リスニング

過去問をゲットして、初めて英検1級のリスニングを行いました。ヘッドホンを装着して取り組む。1回分だけ行った。huluで見まくった「24」と”The Walking Dead”、その他多くのアメドラの成果を見せてやるぜ!

リスニング得点率
25/27=92.6%

思ったよりもできていて内心少し安心。ちょっと難しいところもあったけど、これは長文同様練習すれば満点を狙えそう。いや、長文はちょっと運が絡むかもしれません。

これからの対策

こんな感じで、思っていたよりも過去問でだいぶ点数が取れることが分かり、本当にとりあえず安心しました。

これからの対策は、もう基本的には過去問あるのみです。「余裕で正解している」という感じではなく、なんとか「正解してた」というレベルなので、気を抜かず過去問を勉強していきます。上で述べたような理由から、実際の英検の問題は唯一無二であり、他社にはあまり真似ができないと思っています。ということは、英検の過去問がベストな練習課題となります。リスニングも含め、これをやりまくる。

単語に関しては新調した電子辞書の単語帳機能で何とか地道に語彙を増やしつつ、今後は早めにWritingにも取り掛かります。40分で200語書き切れるのか、まずはそこからです。

おわり

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