こんばんは、しまちゃんです。
今日はゆっくり目に起きてきて、ハイドロカルチャーの水やりをした後メイクマンでオイルとオイルパックリを購入し、セロー250のオイルとオイルフィルターの交換作業を行った。
オイル・オイルエレメント交換
作業日:2019年1月12日 走行距離:28,372km
セロー250の整備記事としては初めてリアルタイムでの作業となる。しかし、写真を撮るために使い捨ての手袋を何度もはずしたりはめたりと、意外と大変で普段よりも時間がかかってしまった。
前回の交換は2018年4月28日、走行距離27,177km時点、オイルのみの交換だった。
交換部品など
オイル
Honda ULTRA G2 10W-30 SL JASO MA
メイクマンで\1,350。もう10年近くこれを使い続けている。YAMAHAの専用品でもいいのだが、なんだか高い。こちらはお手頃でなおかつ部分合成油(何が優れているのかわからないが)。
使用し続けているもう1つの理由として、セローのオイル交換ではオイルが必ず1リットルと少し必要になるため半端分が残ってしまい、それを次回に回しているため。毎回必ず少し残る事になる(今回は偶然ちょうど良く前回の分と新しいものをすべて使い切った)。
オイルフィルター、Oリングなど
こちらが今回交換した消耗品。Oリングとドレンボルト用ガスケット、そしてオイルフィルター本体。
オイルフィルター:KIJIMA #105-540
こちらはこれまでセロー用は#105-518の型番で、以前はなんとOリングが付属していたが数年前から付属しなくなり箱にわざわざ「Oリングは別途ご用意下さい」と表記されるようになった。
型番が変更になった理由は不明。
セロー250の他、同じエンジンのXT250Xやトリッカーなどにも使用できる。
あれ?なんかいつもと違うような・・・。なんか違和感。
念のため長さを測ると46mmだった。
実際に古いものを取り出して分かったのだが、新しい方はゴムの径がより大きくなっていた。左が以前まで使用していた#105-518。
こちら側も同じようにゴムの径が大きい。
しかし糊がはみ出ているなど、作りがちょっと雑。
純正部品でもオイルフィルターはあるのだが、なぜ純正部品信奉者の私が今まで買わなかったのか謎。
価格もキジマの800円よりも少し高いだけ。
Oリング
こちらは純正を購入(以前購入したものが残っていた)。以前このOリングの存在を甘くみており、1度くらいいいかと交換せずにいたらオイルがフィルターの蓋部分から漏れてきたことがあった。それ以来必ず交換するようにしている。
ドレンボルトガスケット
Webikeで購入。これまで何度か交換せずにそのまま使用していたことがあったが、意外にもこちらはトラブルが生じたことはない。今回は交換したい気分(前回未交換)。
今回の使用工具
コスパの素晴らしいお気に入りのTONE製ラチェットにクイックアダプターを付けたもの。これまで有名なFACOMのラチェットを使用していたが、グリップが抜けてくるなどあまり使い勝手は良くなかった。そこで、数年前にKTCと迷った挙句価格のより安いTONE製のものを購入した。十分な長さがあるのでかなりオールマイティに使える上に「持ち心地」も良くて、非常に気に入っている。
メガネレンチはKTC製。この8mm-10mmはとても出番が多い。これも私のお気に入り工具。適度に長く、トルクがかけ易い上に角度が付いているのでとても作業がしやすい。それだけではなく、なんか持った時の感じがとても手になじむ。
KTC 京都機械工具 自動車専用工具 メガネレンチ M5-0810
ソケットは大体Ko-ken製かKTC製と決めている。今回は5mmのヘックスソケットと12mm、14mmの通常のソケットを使用。
今回は安物トルクレンチも使用。
作業のようす
オイルの排出
作業をしようと思ったらチュールちゃんが鳴きながら寄ってきた。
私のセローにはエンジンガードがついているので、まずはこれを取り外す。ボルトが固着しそうになっているが、長めのメガネのため難なく取り外せる。
空気の抜けを良くするため、オイルのフィラーキャップも開けておく。ここは14mm。
排出開始。撮影がいちいち大変。
この箱は300円くらいだった。
ドレンボルトのガスケットが自然に落ちていた。
こちらがドレンボルト。サイズはM12。また、ボルトのサイズも12mm。
オイルフィルターの交換
チュールちゃんも見学中。
セローはここにオイルフィルターが入っている。購入12年目を迎え、塗装がだいぶ剥げてきた。
5mmのヘックスビットを使用して開けていく。通常開けきるとオイルが漏れてくるが、今回はあまり漏れてこなかった。
こちらは旧オイルフィルター。左と下側のOリングも今回交換対象。
蓋の裏側。ボルトはそれぞれ径は同じで長さが違うため、入れる場所に注意が必要。右上が一番長いボルト。
本来はこの向き。
内部はこうなっている。
内部を掃除。基本、古いオイルが付いている場所などは掃除している。
この古いOリングは滑ってはずすことができなかったので、結局ラジオペンチではずした。
新しいオイルフィルターを装着。
ここと下側のOリングも交換。
あとはトルクレンチを使用して締めていくだけ。
トラブル発生
これまでオイル交換でトラブルなど発生したことないのに、ここにきていきなり問題が発生した。
なんと、上の写真のボルト(一番下側のオイルフィルターの蓋のボルト)を締めようとするが、最終的に空回りして締まっていかない・・。段々と締まっていったところでトルクがすっと抜け、またくるくると空回りするようになってしまう。そしてまた少しは締まるの繰り返し。10Nmにも達しないところなので、強く回し過ぎたとかはないと思うのだが、理由が分からない。
これは典型的なネジ穴がばかになっている症状ではないのだろうか。もしくは、調べてみると雄のネジ山自体にも問題がある場合があるらしいのでもう少し詳しく見ておくべきだった(写真で見る限りは問題なさそう)。
もし雌ネジがつぶれている場合は、修理が面倒くさそうだ・・。
今回はとりあえず一番締まるところまで締めて、様子見をしようと考えている。もしオイルが漏れてきたら使用中止だ!対策を考える必要がある。
オイル補充
まずは新しいガスケットを装着したドレンボルトを締める。完全にオイルが切れていなくてもOK。
ちなみにこの20Nmという値だが、あっけないくらい軽く到達してしまう。ドレンボルトをねじ切ってしまう人が後を絶たないのも分かる気がする。正直20Nmだと心配になってもう少し締めたくなってしまうくらいには軽い。
古い方の缶(前回分の残り)から補充していく。
メイクマンでただでもらえるこのホース(?)は非常に便利。これがあるためにオイルジョッキを使用しなくてよくなって片付けも非常に楽になった。缶から直接注げる。
オイルを規定量注入したら終了。私は量は測らず、チェック用の窓から見て適量を判断している。オイル量の点検には、一度エンジンをかけ暖機し、その数分後戻ってきたオイルの量を窓から確認する。
フィラーキャップを締めて終了。ここも締めすぎ注意。
今回はオイル交換で初めてトラブルが発生してしまった。しばらく乗ってみて様子を見るが、オイルが漏れるようであればちょっと対策を考えようと思う。
おわり
コメント
自分も過去にやってしまいました!
しばらくは、5㍉長い普通のキャップボルト&銅ワッシャーでごまかしていましたが、
思い切って、クランクケースカバーを外しヘリサートスプリューで再生しました。
釣りキチバイカーさん
コメントありがとうございます!
他のセローでも同じような症状の人いるんですね。
しかし私には再生させるような技術がありません・・・。
というかタップを立てるとか、そういうのやってみたいけどやったことがない。
ブログ拝見させて頂きました!
昨日オイルフィルター交換した際に、同じ状況になりまして囧rz
しまちゃんさんはその後、修理等対応されましたか?
コメントありがとうございます!
セローはその後、エンジンがかからない症状が出始め(多分電装系が原因)、2019年に売却し今はCrossCub110に乗り換えました。