こんばんは、しまちゃんです。
今日はまたまた私が乗っているバイク、セロー250のネタ。
このバイクは2007年に新車で購入したのでもう11年になる。
この間様々な部品や消耗品を交換してきたわけだけど、今回はバッテリーに焦点を当ててみたい。この記事の目的は、もし(セローに限らず)バイクのバッテリーが切れてしまったけどそれが寿命によるものなのか別に原因があるのかハッキリしない人がいた場合、私のバッテリーの交換サイクルとバイクの使用条件(と自分のバイク)を照らし合わせれば少しは参考になるんじゃないかと考えたから。
私のセロー250の使用条件
私のセローは、残念ながらアクティブにツーリングに使用したり林道に出かけたりするというよりは、主に通勤に使用している。(本当はツーリングにも行きたい。)
このため、短距離をほぼ毎日走ることになりバッテリーや充電システムにとってはあまり優しい環境とは言えない。このような条件をまとめると以下のようになる。
セロー250(キャブ車)使用条件
- 1日の走行距離:約6km(通勤使用)、たまに長距離、高速使用
- 走行時の状態:往路:1名乗車、復路:通常2名乗車
- エンジンの回転数:高め…これは坂が多いことと、帰りは2名乗車によるところが大きい。
- ちなみに燃費は約20km/Lだ!今時のプリウスのほうが良く走るだろう。
セロー250バッテリー交換手順
あまり難しくないオフロード車のバッテリー交換だが、一応手順を示すと以下の通りとなる。
セロー250バッテリー取り外し手順
- シートを外し、車体右側サイドカバー(カウル)も外す
- バッテリーの端子を覆っているゴムをどけ、マイナス端子(リード線)→プラス端子(リード線)の順番でケーブルを外す。リード線はプラスドライバーで固定されている。端子の中にある小さな金属製の部品は、ネジとこの部品で端子を挟んで固定する役割をしており、ネジを抜くとこの部品も抜け落ちるため紛失に注意する。
- 配線をどけつつバッテリーを手前側に抜いて取り出す
取り外し:必ずマイナス端子→プラス端子の順番で
取り付け:必ずプラス端子→マイナス端子の順番で 理由は省略
覚え方
登山のイメージで。
取り外し:低い場所(マイナス側はずす)→高い場所(プラス側はずす)
取り付け:高い場所(プラス側つける)→低い場所(マイナス側つける)
セロー250バッテリー交換履歴
1回目:2011年10月4日
新車購入から約4年1ヶ月後 走行距離約11,200km
初回の交換。今から考えるとかなり持った方だと思う。セルが回らなくなり交換した。
約15,000円
2回目:2014年6月7日
前回交換から約2年8ヶ月後 走行距離17,517km
2回目の交換。全然距離を走っていない。純正品のバッテリーだが、3年持つことなく交換となってしまった。ここで初めて台湾ユアサ製のバッテリーに交換した。
3回目:2015年6月23日
前回交換から約1年後 走行距離19,665km
3回目の交換。1年しか使用していないのに交換となってしまった。今回は一連の電装系トラブルを経た後での交換だった。寿命は確かにトラブルのせいで縮まったかもしれないが、直接的にはこのバッテリーは無実だった可能性が高い。事の顛末は以下の記事に書いた。
4回目:2018年9月4日
前回交換から約3年2か月後 走行距離27,830km
4回目の交換。エンジンがかからなくなった際になぜかバッテリーではなくてまずスタータリレーを疑ってしまった。スタータリレーを交換したもののエンジンはまだ「カチカチ」鳴ってかからなかった。なおこの時点で充電を試みると、12.36vだったのが12.74vになった。これはサービスマニュアルによれば交換が必要な電圧(12.0v以下)ではまだないものの、「充電完了(12.8v)」には達していない微妙な値。
充電の2日後に完全にエンジンがかからなくなり、とうとうバッテリー交換。前回と同じく台湾ユアサ製。結局台湾ユアサ製でも3年以上は持ちこたえてくれた。
使用しているバッテリー
私が使用しているバッテリーは完全な純正品ではなく、台湾ユアサ製の同等品。純正に比べて3分の1程度の金額で普通にアマゾンで購入可能。性能も現時点では不満はない。前回のものは3年以上持った。
まとめ
トータル約11年で4度のバッテリー交換というのが現状だ。途中恐らくバッテリーの寿命前に1年使用しただけで交換してしまったものもあることを考えれば、概ね3年程度は寿命として見ることができる計算。
なお最後に使用していたバッテリーは2018年4月にも1度充電を試みたが、結局12.7v後半までしか充電ができなかったことを考慮すると、すでに寿命が近かった可能性が高い。だいたいこのくらいの期間がこのバッテリーの限界と考えることもできる。
今後も台湾製のユアサに頑張ってもらうか。株価ももっとがんばってくれ。
おわり
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